The means justifies the ends
Facebook のタイムラインに、香港の格安航空会社 HK Express から、こんなキャンペーン広告が流れてきました。
一張機票,一部相機,您準備好出去冒險未? 讓我們成為您的「夏日の航空」,齊齊迎接炎炎夏日吧!
為慶祝我們旅客數量超過500,000名,我們送您一個獨家優惠!
(たぶん「航空券、カメラ、冒険に出かける準備はできてますか?あなたの「夏日の航空」にならせてください。暑い暑い夏日を始めましょう!ご搭乗50万人突破を記念して、特別ディスカウントをお送りします!」というぐらいの意味)
夏日の航空?
ここにも「の」が進出してるのか……
1990年代ぐらいからだと思いますけど、香港の街中を歩いていると看板なんかに、わりとフツーに「の」の字が使われているのに気がつきます。
有名なところでは、これ。
地下鉄の駅とかあちこちにある、スナック菓子専門店「優の良品 Aji Ichiban」。お店で売っているスナック菓子の袋には、あやしげな日本語がプリントしてあって、一見日本製のように見える。
日本の文字が混ざっていると高く売れるみたいな動機から始まったんだと思いますが、そのうち「の」の字だけが独立して、いろんな看板なんかで使われるようになってきたようです。
ほんとうに、そのうち北京のほうから「『の』の字は中国固有の文字であり……」とか言い始めそうなぐらいの勢い。
中国語の「之」とか「的」とそのまま置き換えて使える気軽さがいいんでしょうか。
そういえば、現地の人は、この「の」をなんて読んでるんだろう?