The means justifies the ends
お正月明けに Facebook で流れてきた衝撃画像。
大阪の心斎橋のどこかのお店のセールの様子らしいです。
これを現場で見た英語ネイティブの人は、文字通り目を覆ったんじゃなかろうか、と思われる embarrassing な光景。と思っていたら、しっかり Gawker に紹介されてしまっていました。
いや、僕も英語では(英語に限らず)いろいろドジをやっているので、人のことを言えた義理じゃないけど、これはいかんと思うよ。
ハリウッド映画なんかでF**k! F**k! って言ってるから、ニホンジン、f**k をかっこいい cool なキメ言葉かなにかと思ってる人がいるみたいだけど、このf-word、公衆の面前で言ったり、文字に書いたりするのは相当はばかられるコトバですから、よい子は覚えとくように。
たとえて言うと、どこか外国に旅をしてデパートに入ったら、そこら中に日本語で
お×××セール!
(×××には、各自、想像力を働かせて適切な、いや、不適切な文字を入れよ)
って書いたポスターが貼ってあるシーンを想像してみてください。たぶん、そんな感じ。
このキャンペーンのコピーを考えて、実行するまで、きっと多くの人が関わっていたんだと思うけど、誰も f**k がそんなコトバなんて思いもせず、かっこいいコトバだと思い込んでやっちゃったんだろうなあ。英語は勉強しておくべきだなあ、使うならば。
上記の Gawker の記事にも、そんな様子が的確に想像されておりました。
If only we could have sat in on the meeting where the marketing team for this Osaka department store came up with the idea for their "Fuckin' Sale," spotted early this month by a reader of Jake Adelstein's Japan Subculture blog.
-There should be some cool English words on these signs.
-How about "Fuckin' Sale?"
-What's that mean?
-Fuckin' means, like, really good. So it's a really good sale.
-And there's no other meaning to "fuckin'? Nothing at all that might embarrass us on the internet? Remember what happened with our Save-a-Shit-Ton promotion…
こんな意味(関西弁は自作なのでネイティブチェック受けてません)。
今月はじめ、Jake Adelstein の Japan Subculture ブログの読者が発見した、この大阪のデパートでの「Fuckin' Sale」、企画会議の席にいたとしたらこんな感じだったんだろうね。
「この看板に、なんかかっこええ英語のコトバとか書いたらええと思うけど」
「"Fuckin' Sale" でええんちゃう?」
「どういう意味?」
「Fuckin' ちゅうのは、まあ、ほんまにええっちゅう意味や。せやから、ほんまにええセールや」
「Fuckin' に他の意味はないのん?ネットで晒されるような意味はあらへん?こないだの Save-a-Shit-Ton プロモーションみたいなのはいややで…」
たぶん、最後のセリフを言う人がいなかったであろうことを除いて、ほぼ正解。