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16GBになったiPod mini
6年前に買った iPod mini、バッテリーが完全にへたってしまって、フル充電しても数時間しか保たなくなりました。もっぱら
プジョーの純正カーオーディオと直結して使っているので車から電源を取って動かす分には使えなくはないのですが、ちょっと長いこと車に乗らなかったりすると、iPod のバッテリーが完全に放電してしまって、こうなると車から電源を供給しても立ち上がらなくなって、ちょっと不便。
そこで、サードパーティ製の新品大容量バッテリーと交換してみました。
ついでに、きっとそろそろ寿命が来るに違いない4GBの内蔵マイクロドライブ(コンパクトフラッシュ互換の小型ハードディスクです)を、最近底値を過ぎてじわじわ値上がり傾向のコンパクトフラッシュに載せ替えて、長寿命化+大容量化してみました。
バッテリー1,280円+16GBコンパクトフラッシュ3,800円。合計5,000円ちょっと(8GBでよければ3,000円ちょっと)で、iPod miniの延命治療です。
では、治療の様子を。
まず、バッテリーを調達。
いろんなところで通販していますが、私が買ったのは
楽天のマミーショップというところ。1,280円だし、メール便だと送料210円とお安い。交換工具(と言っても、プラスとマイナスの精密ドライバー)もついてる。
まず、マイナスの精密ドライバーの先で、iPod mini上面のプラスチックのカバーをはぎ取ります。両面テープで貼りついているので、ゆっくりこじあけます。
カバーが取れたら、両端にあるネジをプラスの精密ドライバーで外します。
ここで豆知識。バッテリーについてくる日本語訳説明書には「フィリップスの小さいドライバー」と書いてあるけど、Phillipsのドライバーとは+のドライバーのこと。Phillips Screwと言ったら+ネジ。電器メーカーのフィリップス(Philips とLが一つ)とは関係なくて、発明者の名前から取ってる。
次に、底面のプラスチックカバーをマイナスドライバーではがす。
こっちは上面のカバーと違って、中にツメがついているので折らないように。
底面カバーが取れたら、その下にあるステンレスのフタを外します。四隅のクリップが、ケースの溝にはまっているので、それぞれの隅のクリップをマイナスドライバーで隙間を開けながら外します。
クリップを外したら、正面から見て左側の端にあるコネクタを外します。マイナスドライバーでこじ開けるようにして、できるだけ垂直に抜く。
底から指を入れて、基板をグッと上に押し上げると、ケースの中から基板がズズっと出てきます。
このとき、上部のイヤホンジャックなどがついている子基板が抜けるかもしれない(というか、たぶん、抜ける)。これは、コネクタでつながっているだけなので、抜けたら、組み立てるときにまた差し込み直せばOK。
基板から、バッテリーのコネクタを抜きます。
ハードディスクの交換をしない場合は、このままバッテリーだけ新品に交換して、元通りに組み立て直せばOK。
でも、今回は、ここからハードディスクも交換。
ハードディスクから出ているフラットケーブルの先のコネクタを、基板から外す。
マイクロドライブの回りのテープを丁寧にはがします。テープと、その中のクッション材は再利用します。
テープをはがしたら、フラットケーブルのコネクタをマイクロドライブから抜き取って、用意したコンパクトフラッシュに刺します。
このとき、コンパクトフラッシュの裏表を間違えないように。基板に載せたとき、表面が見える向き。
念のため、コンパクトフラッシュの側面の溝は左右で幅が違うので、元のマイクロドライブと溝の幅を見比べて、向きを確認。
CFにフラットケーブルを付けたら、マイクロドライブからはがしたクッション材とテープを貼り付けます。
コンパクトフラッシュカードと、新しい充電池を基板に載せて、コネクタをつなぎます。
不安なら、ここでクリックホイールのコネクタをつないで、動作確認してもいい。
あとは、ばらしたときと反対の順序で組み立てるだけ。
基板を上から押し込み(もし、上部の子基板が抜けていたら、押し込む最後あたりでコネクタを差して)底面のクリックホイールのコネクタを差し、ステンレスのクリップを留め、底面のプラスチックカバーを貼り、上面のネジを締め、上面のプラスチックカバーを閉める(このとき、ホールドスイッチの位置が、基板側のスイッチ本体と合っているかどうか注意)。
閉めたら、iTunesにつないで初期化やフォーマットをすれば使えるようになります。
もと本屋さんのコメント:
まだまだそっちの方の腕も鈍ってはおられませんな。