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標津の藤本さんから
特選醤油いくら(非売品)をいただきました。ありがたいことです。
筋子ではなく、産卵間近で鮭のおなかの中でほぐれた状態の卵(地元では『つぼろ』と呼ぶそうです)を、醤油だけで漬けたものなのですが、これがもう、絶品。程よいプチプチした食感と、つぶれたときに口の中に広がる上等の鶏卵の黄身にも似た濃厚なとろけるような味、そして生臭さなど微塵も感じないすっきりした後味。これぞ、究極。空前絶後。いくらの王様。神のいくら。
作り方を聞いたら、
- いくらをほぐす
- 常温で醤油(醤油だけ。お酒など何も入れない)に数時間つける
- 醤油を切って合同酒精のワリッカの空き瓶に入れて冷凍する
- 冷蔵庫で瓶ごと自然解凍して食べる
と、いたって、シンプル。
何度も自分で筋子をばらしてチャレンジしてみましたが、なかなかこの味には近づきません。筋子とつぼろの違いなのか、鮮度の違いなのか、年季の差か……。
そんなわけで、この藤本さんのいくらは宝物です。ありがたいことに冷凍しておけば何ヶ月でも持ちますから、ワリッカの瓶のまま冷凍庫の奥に大事にしまい込んで、少しずつ消費するのであります。
藤本さんのいくらは残念ながら非売品ですが、かなり近いものはご家庭でも作れます。上記の通り、レシピは簡単(ワリッカの瓶は入手困難かもしれないけど)。筋子を買ってきたら、迷わず醤油漬けにすることをお勧めします。
Yaginumaさんのコメント:
どうしてもあの味にならず、今ではすっかり諦めています。
藤本さんちのイクラは別物ですね。