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先月号の
Wiredの書評(オンライン版の書評は
こちら)で見て注文していた“
Creature”という写真集が届きました。想像通り、良い(そして、想像以上にでかい)。
蜂、カブトムシ、ムカデ、蛇、トカゲ、蛙、鯉、アロワナ、金魚、カナリア、イーグル、鳩、熊、リス、マンドリル、シマウマ、イボイノシシ、象、マウンテンライオン、トラ、レパード、チンパンジー……と、60数種類のいろんな動物の生き生きとした写真なんですが、全部バックが真っ白。背景がなにもないと、それぞれの動物がどこでどういうことをしているのかといった情報が取り去られ、かえって動物のしぐさが奇妙に浮き立って見えます。作者の後書きの言葉を借りれば、被写体をそのコンテクストから抜き出すと、被写体の意図・目的が消えて、行動・習性だけが残る、という効果。これは、かなり不思議で、おもしろい。動物の写真をこんなに熱心に見たのは何年ぶりだろうか。
作者は
Andrew Zuckermanという人で、ニューヨークを拠点に商業写真やTV CMなどを手がけているようです。
掲載されている写真、撮影の様子の一部、そして印刷と製本の様子などを
本の公式サイトで見ることができます。一見の価値、あります。
(本当に象やキリンやライオンを白ホリに立たせてたんだ……)
nhcjpnさんのコメント:
まじめなブログを汚してすみません。