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今月のインターネットマガジンの特集記事は「インターネットで儲かる111のオキテ」です。インターネットのサイトを作って、そのサイトをメディアとして使って広告などで直接収入を得るための手法やサービス、それからインターネットサイトを使って物の販売(ECですね。死語だけど)をするときにサイトに集客をするための手法やサービスなど、ネットを使ったお金儲けの“手段”を網羅的に解説してあります。そういうことに興味があるけど、どうやったらいいのか分からないという方にはいいまとめになっています。
インプレスのサイトから直接買えるそうです。
と、突然こんなちょうちん記事みたいなことを書いているのは、インターネットマガジンの編集部から、私宛に突然インターネットマガジンの現物が送られてきたからです。同封されていたお手紙によると「ブログ上で弊誌をご紹介いただくことにより、ブログを読んでいらっしゃる方が弊誌の読者になっていただけるのではないか」と考え「ブログを活用したマーケティングの実験」のために送ってきたとのこと。どうやら、あちこちのBlogを書いている人に送っているようです。
どういう効果があるのか、ちょっと興味があったので、こうやって紹介しています。惜しむらくはどういう効果があったのか測定する手段が用意されていないこと。
本当にマーケティングの実験をするなら、せめて、専用の申し込みURLを作るとか、同じページにリンクさせるのでも、URLの最後に?blogといったパラメータをつけるよう依頼して、実際にBlogサイトからどのぐらいのトラフィックが来たのかを測定しないとね。もしできれば、そのトラフィックから実際の購買に結びついたコンバージョンレートがどのぐらいかを測定するしかけも用意して、最終的な目標である“読者を増やすこと=雑誌を売ること”への貢献度も測定したいところです。
さらには、Blogサイトごとにどの程度の貢献度があったかという結果を、それぞれのBlogサイトにフィードバックしてあげたり、そのランキングを作って競争させたりすると、マーケティングプログラムらしくなります。
蛇足ですが、上記のリンク先のインプレスのページからインターネットマガジンが買えることはあまり知られていないとのこと。たしかに、雑誌が買えることがあまりわからないデザインになってます。トラフィックを集める前に、集める先のサイトが「モノを買いたいな」と思わせる(AIDMAの最後のAね)つくりにしておくことも大事です。
インターネット上のマーケティングの醍醐味は、こういった測定が比較的簡単にできて、効果がすぐに算出できて、しかもその結果をもとにサイトの構造や誘導手法などを変更して効果の変化を見るというPlan-Do-Seeの小さなループをすばやく回せることだと思うのです……なーんてことを踏まえて読むと「インターネットで儲ける111のオキテ」に並んでいるいろんな“手段”について理解が深まるかもしれません。
ともあれ、なかなか力の入った特集ですので、ご興味のある方はぜひ
こちらから。
Pina Hiranoさんのコメント: