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ベースは Ubuntu Netbook Remix
Netvibes の創立者がこしらえているフランス産の Netbook 専用軽量 OS の
Jolicloud。ずいぶん前に申し込んでいたら、アルファ2版のダウンロードのご招待をいただいたので、HP mini 1000 にインストールしてみました。
結論:なかなかかっこいい。さくさく使いやすい。アルファ版とはいえすでにそこそこ使える。HP MI Edition から乗り換えちゃうかも。
インストールは簡単で、ダウンロードしたイメージファイル(600MBぐらい。軽い)を USB メモリに書き込んで、そのディスクから立ち上げるとインストーラが起動します。
プリングルズのノベルティ 1GB USB メモリー、大活躍
ちょっと驚いたことに、インストーラは多言語対応済みで、日本語も選べます。
フツーに日本語だ
プライマリのハードディスク(私の HP mini 1000 の場合、16GB SSD)をフォーマットして Jolicloud だけにするか、既存の OS を残してパーティションを切り分けるかという選択肢が選べる(残念ながら外付けのリムーバブル USB ディスクに見える HP mini drive へのインストールは選べない)ので、パーティションを切って入れてみました。
パーティション設定中
「クラウド」上のダッシュボードからアプリをインストール
初っぱなは、なんだか日本語のフォントも汚くて、SCIM がうまく入っていないため日本語入力ができず、「言語サポート」で IME を使うようにチェックを入れても反映されなかったのですが、今日たまたまシステムの自動アップデートがかかったら、SCIM やら Anthy やら、いろんなフォントが自動インストールされて、使えるようになりました。
元が Ubuntu Netbook Remix とのことで、基本的な機能は普通に安定して使えます。
Home ディレクトリの下に、いきなり「文書」とか「音楽」とかいった名前の日本語ディレクトリを作ってくれるのはどうかなとか、微妙な点もまだまだありそうですが、全体的に Netbook の小さい画面が有効に使えるよう、ユーザーインターフェースの細かいチューニングがとてもよくできてる。快適です。
もうちょっと使ってみて安心して使えそうだったら HP MIE から乗り換えちゃうかも。
この会社、Chrome OS の発表にぎりぎり滑り込みで追加資金調達に成功したようですけど、このまま突っ走って Chrome OS の実物のリリースまでにユーザーベースやOEMの実績を積み重ねていけば、Netbook 用の OS の市場は面白いレースになるかも、と感じました。