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先日送られてきたWindows Vista究極エディションを自宅のデスクトップPCにインストールしたら、どうもパフォーマンス不足なので、結局CPUをCore 2 Duoに換え、マザーボードを換え……と散財してしまいました。
手段のためには目的は選ばない主義を貫くべく、ほかのPCもVistaに入れ換えることにしたのですが、少しでもWindowsのライセンス料を節約するためにDSP版のパッケージを買うことにしました。
DSP版というのは、こないだまではOEM版とか言っていたライセンスで、新しいパソコンに添付して売られるという条件で安い価格が設定されているライセンス。プリインストールライセンスに似ていますが、プリインストールはPCメーカーがハードディスクにイメージをコピーして出荷しているのに対して、いわゆる『ホワイトボックスPC』や個人でPCを組み立てる人向けに、インストール用のCDやDVDをバラ売りしているところが違います。
OEM版ライセンスの一般向けの小売りが始まったころは「新しいパソコンに添付」という条件を厳格に適用していて、たしかCPUとかハードディスクとかマザーボードといった、新しいPCの中心になる重要部品といっしょに買わないと売ってもらえなかったのですが、最近はずいぶんゆるくなったようで、ミツミ製などのFDD(フロッピーディスクドライブ)とセットにしたものが公然と売られています。値段はフルパッケージの半分以下(
楽天での実売価格一覧)。ずいぶんお得です。
タテマエはともかく、このセット販売されているFDDを実際にパソコンに入れて使っている人はどれだけいるんだろう。最近はフロッピーなんてほとんど使わないし、FDDがついていないPCが当たり前なわけだけど、この売り方のおかげでFDDの流通量が増えているとしたら皮肉なものです。
安いと言っても工場出荷価格で4~5ドルはするだろう立派な電気部品が、本来の機能を使われることなく、値引き販売を正当化するためのトークンとして添付されているのを見ていたら、パチンコ屋の換金用の特殊景品に使われているライターの石をふと思い出しました。
センター長さんのコメント: