The means justifies the ends
「サービスを強化するっていう案内と、担当のパーソナルコンシェルジェからの挨拶状は来てたけど、年会費値上げは聞いてないよ」と返事をしたのですが、自信がなくなってきたので、サービス強化の案内状をゴミ箱の中から引っ張り出して読み返してみたところ……
たしかに、挨拶状の最後の方に「以上のようなさまざまなサービスの拡充にともない、基本カード会さまの年会費を次回の年会費ご請求時より367,500円(税込/年間)と改訂させていただきます。」って書いてあった!まったく気がついてませんでした。同じように、ただのサービス拡充のご案内だと思って読み落としてる人、いるんじゃないかな。確認してね。
さて、年会費367,500円のクレジットカードをどう考えるか。クレジットカードの立て替え払いの機能としては、普通の緑のアメックスでもゴールドでもプラチナでもセンチュリオンでも基本的な違いはない*1と思っている(だから、プラチナのご案内が来るまではずっと緑で満足していた)ので、センチュリオンの会費はいろいろ面倒なことをやってもらうための秘書サービスと、その他もろもろの付帯サービスの代金だと思って払って来ました。
実際、アメリカから野球好きの元上司がプライベートの旅行でやってきて翌日の東京ドームの巨人・ヤクルト戦のチケットを買ってあげたいとか、姪がサンタに入手困難(当時)なNintendo DSをせがんでいたのでどうにかしたいとか、明日の夕方までに東京會舘にV8野菜ジュースを100本ぐらい届けてくれる店を探してほしいとか、そういったことをてきぱきと片付けてくれる秘書サービスがいつもついてくれている安心料として年間168,000円はむしろ安上がりだと思っていたのですが、これが月30,000円強となるともう少し密に利用しないと満足感が足りないかもしれない。
次の年会費の引き落としまでに、しばらくパーソナルコンシェルジェさんとおつきあいしてみて、自分の生活とお仕事にフィットする使い勝手があるかどうか、確かめてみてからおつきあいを継続するかどうか考えることにしようと思います。
*1: どこかの占い師か何かが「利用限度額がないから、これで戦車でも何でも買えるのよ」とかいい加減なことを吹聴していたせいか、センチュリオンカード=利用限度額が青天井という誤解があるみたいだけど、正しくは「事前に一律の限度額を定めていない」つまり、各会員の利用実績や財務状況に応じて限度額をフレキシブルに設定している、というポリシーを勘違いしているんですね。で、このポリシーは別にセンチュリオンだからというわけじゃなくて、緑色のカードでも同じなのです。