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アーキタイプがご支援している会社の一つ、
レビュージャパンが《
グラデーションブックス (gradationbooks)》という新しいインターネット上のサービスをリリースしました。
プレスリリースはこちら。
リリースだけだとどんなサービスだかわかりにくいかもしれないので、蛇足ですけど解説を。
グラデーションブックスが目指しているのは、お気に入りのリアルの本屋さんの棚を眺めながら読みたい本を見つけ出す感覚をネット上で少しでも再現すること。
ブラウザ上で、新刊や最近話題の本の表紙を眺めながら面白そうな本を拾い出すUIは、本屋さんに平積みされている本を眺める感覚。それぞれの本の脇には新聞、雑誌、テレビなどの書評や、その本に言及しているブログへのリンクがあって、本屋さんの棚に貼ってある店員さんのお薦めコメントカードと同じ役割。
気の利いた店員がいる本屋さんの棚は、関連がありそうな本がちゃんと近くにまとまるように“意味的に”整理されているものだけど、このサービスでも“意味的に”関連がありそうな本がなんとなく近くに表示されるように工夫されています。
この“本の間の関連性をいろんな角度から解析して、近そうなテーマの本を次々と表示してくれる”、いわば“セマンティックな本のナビゲーター”の機能を提供している自社開発のエンジン《gradationbooks エンジン》(そのまんまのネーミングはご愛敬)がこのサービスのキモで、これによって「面白い」と思える本が芋づる式に探し出せます。
自分の(実世界の)本棚にある気に入った本をこのサービスの(仮想の)本棚に登録して、自分が興味を持っているテーマごとに棚を分けていくと、未知の関連がある本を見つけ出す精度がどんどん上がっていく(はず)。
gradationbooks エンジンが本の関連性を導き出すために、この仮想本棚のデータや、ネット上の無数のブログの書評や、メディアに掲載された書評のデータなどをいろいろ統計処理しているんだけど、詳しいことはないしょ(実は、私もよく理解していない、というもないしょ)。
このエンジン、今後もお使いになっている方のお友達関係(今風に言うと、ソーシャルグラフね)を利用したりして、面白そうな本をますますいろんな角度から精度高く拾い出してくれるように進化してくれるはず。乞うご期待。
サービスをリリースした会社の“中の人”が謙虚なので、リリースにはご商売のことがまったく触れられていなかったのだけど、ここもちょっと補足しておくと、このサービス、本を探す一般の利用者さんは完全に無料でご利用いただけます。
本を見つけ出して欲しい出版元さんや本を実際に販売する事業者さんからの広告収入などで運営していく方針(のハズ)。
今後は書籍だけじゃなくて、音楽や DVD/Blu-ray Disc なんかもオススメしてくれるようになると期待(してていいんですよね?だれとはなく)。