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吉野家 台北長春店
店の前の歩道にはKYMCOのスクーターがずらり
先日の台北への出張は、成田を夕方発って、次の日ティアックの台北のオフィスとComputexを回って、次の日は成田に戻るというあわただしいスケジュールでした。ちょっとでも観光してやろうと、2日目の早朝、大雨の中を龍山寺に行って朝食前にホテルに戻ってきたのですが、そのときホテルの近所に吉野屋を発見。
国内でも米国産牛肉の輸入が政治的決着で再開されるようで、秋にはあのアメリカ牛のショートプレートの牛丼が戻ってくるようではありますが、私は
香港に続いてここでも日本国内ご禁制の品“ヨシギュー”を食べるべく、短い滞在の間チャンスをうかがい続け、ついにホテルをチェックアウトして空港に向かうまでのちょっとの間、同行者たちの点心を食べようという誘いを断って、行って参りました。吉野家へ。
店内の様子は、カフェテリア風のテーブルが並んでいた香港に比べるとずっと日本のお店に近い雰囲気で、中に店員さんが入る構造にこそなっていませんがカウンター席もあり、壁には「日本橋魚市」の絵も貼ってあります。
オーダーカウンターで注文してその場でトレイに載せたどんぶりを受け取るカフェテリア方式は香港といっしょ。牛丼とキムチやオクラなどの小鉢ひとつとアイスティーのランチセットでNT$100。日本円で約350円ですから、台北のファーストフードとしてはけっこういい値段です。
香港にはなかった生卵もここではメニューに載っています。生卵のほかにゆで卵もあるのが魯肉飯っぽい感じで台湾風。
テーブルの上には紅ショウガと唐辛子。ただし、紅ショウガは細切りじゃなくて、厚切りのガリという感じ。唐辛子は日本風の七味唐辛子の他に、ローカルの荒めの一味があって、一味の方が大きな容器に入っているところをみるとこっちがポピュラーなんでしょうか。
香港では日本と同じ陶器のどんぶりだったのですが、ここでは黒いメラミン樹脂のどんぶりなのがちょっと興ざめ(お店でもらったポケットティッシュの写真では、日本と同じどんぶりなんだけどな)。
ポケットティッシュに印刷されている店舗一覧によると、台北市内だけで20店舗ちょっと、台湾全土では40店舗近くあるようです。
ちなみに、ご飯は軟らかめ、味はやや脂身少なめの醤油味が強めで、少し違和感あり……って、あたしゃなんだって台北で吉野家の牛丼なんか食べてるんだろう。