The means justifies the ends
身につけておくだけで、昼間の活動量と夜中の睡眠状態を記録してくれる Misfit Flash。手に入れてからこれまで3ヶ月以上、1日も欠かさず使い続けていて、毎日「今日はよく歩いてカロリー消費したなー」とか「眠りが浅いなー」とか生活を振り返っております。
身に付きすぎちゃって、夜中に扇風機のスイッチを入れるのにまで使ってる。
この種の身につけるデバイスって、1週間と続いたことないんですよ。それがこいつは3ヶ月以上続いているのはなぜなんだろう。
という疑問を解くカギをもらいました。それも Misfit の CEO 本人から。
Misfit の新製品「Misfit Shine 2」の発表で来日していた CEO の Sonny Vu さんのお目にかかる機会をいただきました。
この方が Sonny Vu さん。
で、まず最初にプレゼンテーションスライドを見ながら新製品の特徴を説明していただいたんですが、しょっぱなのスライドに大きく書いてあったスローガン。
Always On
そうか。これが長く使わせる秘訣か。平たい日本語にすれば「つけっぱなし」。
「ずっと身に着けている」という意味と「ずっと電源入ってる」のダブルミーニングなんだと思うけど、Misfit が他のウェアラブルデバイスと決定的に違うのは、電池を交換とか充電しなくても何ヶ月も付けっぱなしで使えるというところなんですね。実際、この Misfit Flash、最初に身につけてから、お風呂に入ったときに時々外してベルトを洗うとき以外は、寝ていても起きていてもずっと身に着けてる。
電池交換が頻繁なデバイスは論外として、充電式であっても何日かに一度充電のために外してしまうと、なんか面倒になって次に身につけなかったりして、そのままになっちゃうというのが、私の場合お決まりのパターンなんです。
そうさせないために、Misfit の設計ポリシーとして、あらゆるポイントでとにかく電池を長持ちさせることにプライオリティを置いているということを、Vu CEO は繰り返し力説しておられました。で、何ヶ月も電池交換なし、つけっぱなしで使い続けられるようにするのだ、と。
せっかく CEO 本人から聞いてきたので、今度の新製品 Misfit Shine 2(ミスフィット・シャイン・ツー)が、前バージョンと比べて良くなったポイントを箇条書きでご紹介しておきますね。
最後のやつを説明するとき、Sonny Vu さんの鼻が膨らんでましたもの。超ご自慢。
あらゆる部品、あらゆる機能について、まず電池の消費をどれだけ抑えるかという視点で吟味した、と。前バージョンの10倍電力効率がいい新型プロセッサとか、電気を食う偏心モーターじゃなくリニア振動のバイブレーターにしたとか。
いろんな色に光るLED。
前のより、薄くなってる。
あと、Sonny Vu さん本人は Misfit を腕に着けるんじゃなくて、ネックレスで首からさげているんだそうです。曰く「だって、腕時計はつけていたいから。腕に2つもデバイスつけてられないでしょ」と。
分かってるねぇ。むりやり「腕時計のかわり」を強制しないのも、好きです。
そんなわけで、Misfit Flash にかわって、さっそく新しい Misfit Shine 2 を Always On しています。
12月上旬に発売だそうです。