The means justifies the ends
わたくし、日中の運動量と夜中の睡眠状態を記録してスマホで確認できるアクティビティトラッカー、Misfit Shine 2 を四六時中身につけています。
おおむね気に入っているのですが、唯一最大の欠点は、腕時計の形をしていることかな。
見た目が、間抜けなんですもの。
腕時計は、気に入って何十年も身につけているヤツがあるので外したくない。手首に丸いのが二つもついているのはどう考えてもおかしい。
実際には、腕時計を左腕に、Misfit を右腕に、と別々に着けているんでここまで間抜けじゃないんだけど、まあ、やっぱり変。
アクティビティトラッカーの類って、なんでみんな腕時計になりたがるんだろう?腕時計のポジションは腕時計に任せておけばいいのに、と常々思っていたのですが、この Misfit を作っている会社の CEO、Sonny Vu さんも同じように思っていたそうで、以前お目にかかったときに聞いたら「腕時計はつけていたいから、腕に2つもデバイスつけてられない」という理由で Misfit Flash 2 をペンダントみたいに首から下げていらっしゃいました。
そんな Misfit 社から出た、腕時計は着けていたい人のためのアクティビティトラッカーが、Misfit Ray。
じゃん。
ブレスレット型です。時計の形にこだわらず、時計を真似して時刻をLEDで表示する機能もなくしてます。潔し。
腕時計メーカーの Fossil グループに買収されて最初の製品が腕時計機能を外したモノっていうのもなんだか象徴的。
本体をタップすると、LEDの光りかたでその日の運動量の目標達成率が分かる機能や、3回タップでスマホ経由でいろんなアクションができるとか、携帯の着信が腕の振動で分かるといった IoT っぽい機能ももちろんそのまま。
Misfit が一番こだわっているポイント、充電がいらず、着けっぱなしで長い間電池が保つ “Alway On” は健在です。今までの Misfit は、平たいコイン型電池でそれを実現していたけど、今度のヤツはボタン電池。
これで6ヶ月は着けっぱなし。
腕に着けるとこんな見た目です。
悪くないです(でも、やっぱり、右腕に着けようかな)。
日本国内発売が待たれます。