The means justifies the ends
お風呂場の鏡についた水垢のウロコ汚れ、なかなか落ちないですよね。
最終兵器として人造ダイヤモンドのパッドがついたスポンジでがりがり掻き落とすというのがあるんですが、最近の汚れがつきにくいコーティングを施してある鏡にあれを使うと、せっかくのコーティングが落ちてしまってタダの鏡になっちゃうので、使えません。
拙宅でもクエン酸パックで軟化させたり、重曹ペーストでこすってみたり、いろいろ試してみたのですが、あまりぱっとせず、いつのまにか溜まったウロコがたくさん。
ふと思い立って、鏡を作っているメーカーがなにかいいケミカル製品でも売っていないかと思って、お手入れガイドを開いてみました。
うちのは、LIXILのキレイ鏡というやつなんですが、思いがけないものが推奨してありました。
LIXIL の「キレイ鏡のお手入れ」から抜粋しますよ。
日常のお手入れで落ちない水アカ(白い汚れ)は、万能Jrくん(マルシン)を使用
「万能Jrくん」って誰?
LIXILの Web サイトでもお手入れグッズとして推奨されています(ここ)。ちょっとググってみると、驚いたことに他の住設機器メーカーでも単独指名されてました。
TOTO のサポートページ「おすすめのお手入れ用品や洗剤」とか、パナソニックの「バスルームお手入れ読本」とか。
2012年の国内ユニットバス市場のシェアは、LIXIL 28%、TOTO 25%、パナソニック 13% と、この3社で66%を占めるそうですから、市場の大部分を握るメーカーがこぞって名指しする「万能Jrくん」。おそるべし。
で、買ってみました。
なんか、まじめそうな感じだぞ。
開けてみる。
一見、ただのペースト。ワックスみたい。カルナバろうとか入ってるし。こんなんで落ちるのかな……
説明書に従って、付属のスポンジに水を含ませて絞ってから、万能Jrくんを鏡にぬりぬり。
全面に塗ってから2分ぐらい放置。
その後、スポンジで縦横にこする。あまり強くこすると、コーティングが薄くなるらしいから、少しずつおそるおそる……そして、乾いたぼろタオルで磨いてみると……
落ちてる、落ちてる!
削り取ったみたいに完璧につるつるというわけではないけれど、あんなにガンコだったのがここまで落ちるとは。疑って悪かった。お見それしました、万能Jrくん、いや、Jrさま!
水をはじくコーティングも無事に残っているようです。そして、この翌日、もう一度同じ作業をしてみたら、また一段とキレイになったことを申し添えます。汚れがひどくならないうちから、まめにときどきこいつでクリーニングすると万全かもね。
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