The means justifies the ends
秋も深まって空気が乾燥してきたので、先月発表会の様子をご紹介したダイソンの加湿器 AM10 を実戦配備。
我が家では、ガスとか灯油の暖房を使っている部屋については燃料が燃えるときに出る水分のおかげで乾燥が気になることはないんですが、リビングルームだけは床暖房に頼っているのでけっこうカラカラに乾きます。
そこで、冬の間は加湿器を使っていました。超音波式のやつは雑菌が繁殖すると聞いていたので、加熱式。
部屋がわりと広めで天井が高いので一台では効かず、両隅に一台ずつ、計二台。
でも、不満がございまして……
まず、加湿ムラ。加湿器の近くしか湿気が来ない。
というか、近くは床がしっとりベタつくぐらいに湿るのに、ちょっと離れるとぜんぜん効いてない。
そして、なにより、ダサい!
なーんで、こういうピンクの塊を作っちゃうかな。
ゴボゴボ、シューシュー、うるさいし。
そんなわけで、ダイソンの加湿器には、大きな期待を寄せていたわけです。wktk
さっそく、開封の儀。
パーツは、これだけ。シンプル。
多くを語らないマニュアル。語らないけど、よくわかる。直感に訴えるタイプ。
本体に、水を入れたタンクを乗せて……
風が吹き出してくる「輪っか」を差し込む。
できあがり。
リモコンで操作する。これもシンプル。
リモコン、使わないときは「輪っか」のてっぺんに乗せる。マグネットが入ってるのでぴたっと吸い付きます。
これは、ダイソンの扇風機とかファンヒーター、全部に共通の工夫。リモコンがどこに行ったか分からなくなったりしないのです。
スイッチを入れて最初の3分間は準備期間。この間、水を紫外線殺菌しております。で、殺菌が終わると設定湿度がボーッと浮き上がって表示される。かっこいい。
ちなみに、湿度は自動設定モードあり。人間が快適に感じる相対湿度って、気温によって変わるんですね。
ダイソンさんの Web サイトから引用してきました。
温度が低いときは湿度を高く、温度が高いときは湿度を低く、ベストな湿度に調整してくれるんですと。スイッチ入れている間、湯気を噴き出しっぱなしの奴らとは、デキが違う。
殺菌した、ものすごく細かいミストが、扇風機の風に乗って部屋中に届きます。
あ、音はとても静かです。動いていることに気がつかないぐらい。
もちろん、近くの床と壁だけがベタベタになる、なんてこともなくて、快適。
夏は加湿機能を切って、扇風機というか、サーキュレーターとして使えるので、なんか得した気分ですよ。