The means justifies the ends
というわけで(承前:こことここ)ハウスダスト実態調査の検体にするために、届いたばかりのダイソンのハンディクリーナーでベッドを吸ってみましたよ。
使うのは、これ。ダイソン DC-61 モーターヘッド。モーターヘッドの名の通り、吸い込み口のヘッドにはモーターで回るブラシが付いていますが、今回使うのは別に付属している「フトンツール」というふとん掃除専用ヘッド。フラットな吸い込み口にエチケットブラシみたいなのがついてる。
掃除機といっしょにこんなものが入ってました。ハウスダスト採集キット。
採集するエリアの面積を正確に計るためのコンベックス、計ったエリアをマーキングするためのマスキングテープ、集めたハウスダストを余さず掃き出すための刷毛、そしてハウスダストを入れて返送するためのジップロック。
本気モードの実験です。
ベッドのシーツの上に、指定された180㎝×90㎝のエリアを示すマスキングテープを貼ります。
そして、この枠の中を指定された5秒間で90㎝の速さで2回ずつ吸っていくのですが……
なんじゃこりゃ!
これがうわさの謎粉か……どんなアレルゲンがどのぐらいの量混ざっているのか、ダニ類が何頭ぐらい潜んでいそうかを計測してもらうために、これを全部掃き出して袋に詰めて研究所に郵送しました。
結果は個別に教えていただけて、全体の結果を集計したものが論文になるとのこと。楽しみなような、こわいような。
かゆくなってきました。掃除しよう。
【追記】これだけ細かい粉末が取れているのに、その後ろについているフィルターはまるで新品同様みたいに、なにもくっついていませんでした。
小さなホコリの粉まで、フィルターの前のサイクロンの部分でしっかり分離されているから、フィルターが目詰まりすることもないし、排気にハウスダストが混ざってほこりっぽい空気をまき散らすこともないわけですね。
ときどき、テレビ通販なんかで「ほら見てください、フィルターにこんなにホコリが取れたでしょ!」とか言ってるけれど、そんなの自慢にならないわけだ。
すっかりダイソンづいています。掃除機で吸った細かいホコリまでしっかり視覚化されるものだから、掃...