The means justifies the ends
ガイガーカウンターのカリカリ音をマイクで拾ってカウントして、放射線量を自動的に計算してグラフにしてくれる iPhone/iPad 用アプリの定番「ガイガーボット (Geiger Bot)」がまたまたバージョンアップ。
今度のバージョンの目玉は
の2つ。
特に、1つめの補正機能は、先日のこのブログの記事を読んだ作者さんが急遽入れてくれた機能なので、責任の一端を感じて、速報レベルですが簡単に使い方をご説明します。
Pachube への送信機能についてはこちらの記事をどうぞ。
これは iPhone 版の画面ですが、まず、メイン画面の設定ボタンをクリック、いや、タップして、設定画面へ。
設定画面の下の方に増えている
の2項目が、測定結果を定期的に外部に送信する機能。
今回は、上の方にある
をタップ。
すると、こういう画面が出てきます。
上の方にある
は、今までもあった設定項目です。ガイガーミューラー管の感度係数で、10μSv/hr の時に1秒間何回カリカリ鳴るかを入力します。おなじみのソビエトロシア製GM管 SBM-20 (СБМ-20) の場合、22 を入れます。
そして、下にある "GM Tube Inherent Counter Background" が、今回新しく追加されたパラメータ。何も外部の放射線がない状態で、1分間あたり平均何回ぐらいカリカリ鳴るかを入力します。あるいは、きちんと校正した測定器と並べて測定してみて、補正値を逆算するのも可。
何も放射線が無い状態を作ったり、きちんと校正した測定器と線源を用意するのはなかなか機会がないと思いますが、先日の記事にも書いたとおり、SBM-20の自作カウンターでは、13ぐらいの数を入れておくと概ね合う感じです。
ガイガーボット (Geiger Bot) のダウンロードは App Store から。無料です。
福島第一原発のインシデントのために、すばらしいソフトウェアを開発して無料で配布してくれている Nick Dolezal に感謝!
popi33さんのコメント:
大変ありがとうございます。感謝です!
随分まえから興味あり!iPhoneに実に素晴らしいアプリの存在を知り!急に具体的に実現可能と分かり色々調べ低消費電流の昇圧チョッパー方式を見つけ!お安くHPの所の線量計を注文しました。一応出来たのですが、色々調べるのですが。肝心な所はNETにはない!
そう!自己責任の世界は当然な事!自分で調べるしかない!そんな中参考に感謝です!
こう言う事が総ての現状を拡げる唯一の可能性かなと?感じています。
Geiger Botの更に詳しい使い方があればと?
iPhoneのマイクには自動の切替機能があり!
これが上手く働かなくなり!逆に上記が分かったのですが!こう言う事の不具合が案外多くあるのではないかと?(音声レベルをパルスとして検出する故調整の補正値の選び方で誤動作を検出し結果正解な値を出さない!其処には検出のノウハウが必要!)その経過をHPにも書いたのですが!まだ!解らない所が多く何か参考にならないか?と又こう言う事を参考に出来る場所がないかと!探すのですが!見つからないもし御存知ならお教え下さい!以下参考になれば幸いです。今後共宜しくお願いします。
デモ、この様な物が子供の為にと、主婦の方が手に入れらる!こんな世の中に成ろうとは、もはや異常事態ですね!
自分でも恐れる事なく!正確に現状を知りたいと言う事です!
今後この様な事が二度と起こらない様に一人一人が真剣に考えるベキだと!