ケースに入ったガイガーカウンターとGeiger Bot
先日組み立てた旧ソ連製ガイガー管SBM-20を使った
ガイガーカウンターキットは、放射線を1本感知するたびにLEDの光とスピーカーからの「カリッ」という音が鳴るだけのシンプルな機能ですが、このタイプのガイガーカウンターと組み合わせて使うiPhoneアプリがあることを@sirosixさんに教えてもらいました。
ガイガーボット /Geiger Bot(無料) と、
iGeiger(115円)。
どちらも「カリッ」という音をiPhone/iPadのマイクで拾って、それを数えるしくみ。なので、周りがうるさいと騒音を拾ってしまうという問題がありますが、ガイガーカウンターをちょっと改造して、「カリッ」という音をライン出力するようにしてiPhoneのマイク端子に直結すれば無問題(追記:
直結、できました)。
ちょっと使ってみたところ、iGeiger のほうが感度の調整とかが細かくできて使いやすい感じ。
ガイガーカウンターも基板むき出しだったのをちょうど目の前にあった Apple Magic Mouse のケースに入れて持ち運びしやすくしたので、これと iPhone をつなげば、どこでもβ線/γ線が測定可能になりました。
【追記】
@kats_me さんから貴重な指摘。アクリルのケースに入れているとβ線検出の感度が下がるとのこと。測定するときは上蓋を外したほうがいいみたい。
ツイートより引用します。
@osamuh アクリルはβ線の遮蔽効率が高いので、遮蔽財として使われています。131Iや137Csのβ線強度(~1 MeV)だと、2-3mmのアクリル板でほとんどが遮蔽されると思います。