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たまたま、通勤鞄の中の雑誌が2誌ともマイクロソフト特集。どちらもなかなか面白い。
一つは
Wired。Ray Ozzie のクローズアップポートレート(ちょっと見ない間に、おじさんになったな)が表紙で、“Saving Microsoft -- Can Ray Ozzie fix the house that Bill built?”(マイクロソフトを救う——レイ・オジーはビルが建てた会社を直せるか?)と書いてあります。カバーストーリーの
“Ray Ozzie Wants to Push Microsoft Back Into Startup Mode” は、オンラインでも公開されています。がんばれ、レイ。
もう一つは、今日出たばかりの東洋経済。「IT不況へ突入——それでも強い!マイクロソフト」という表紙。バルマーの2ページ見開き写真がごっつい。こっちはオンラインで公開される予定はないので、ご興味のある人は書店やキオスクへどうぞ。
おなじみのY田さんのささやきによると、隠れたウリは「元幹部29人が激白!——マイクロソフト日本法人のここが問題」という記事だそうですが、それ全然「隠れて」ないから。中吊りでも一番目立ってるし。
「元幹部」の匿名コメントは意外なほど「まっとう」で、口を揃えたようにマイクロソフトHQは盤石で安泰だけれど、MSKKのオペレーションの問題が山積み、という感じ。その問題も、まあ近くにいる人なら誰でも「そうだわな」と思うような既知のものばかりでサプライズはありませんでしたけれど、KKの中の様子を詳しく知らない一般の読者のみなさんには面白いと思います。中の様子にくわしいみなさんは、どのコメントがだれの台詞かを想像して当てっこする遊びとかすると楽しいかも。コメントは匿名だけど、ヒントとしてそれぞれのコメントを言った人の卒業年次が書いてあります。
一見したところ、今年卒業したあの人のコメントは載ってないようです。楽しみにしていたのに、残念。
総じて、「企業としてのマイクロソフトは “
Built to last” だな」という印象を、あらためて強くしましたです。はい。
山田俊浩さんのコメント:
WIREDとバッティングか・・・・光栄でございます。
WIREDも見て、よーく勉強するようにします。