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P2P 技術を使ってネットワーク越しに複数のパソコンのフォルダの中のファイルを自動的に同期してくれる無料ソフト
FolderShare がリニューアル。
以前は My Documents フォルダの同期に Groove を使っていたのですが、Groove が Version 3 になったあたりから大きなフォルダ(ファイル数が多いとか、中の総バイト数が多いとか)の同期をサポートしない方向に方針が変わったので、その代わりとしてこれを使っています。大きなフォルダも同期OKで、Windows と Mac の間も同期してくれるのがうれしい。
ただし、日本語環境で使うには、ファイル名の扱いに難ありで
- ファイル名やディレクトリ名に Shift JIS で 5C のコードが含まれる文字(「申」とか「表」とか)があると同期してくれない
- Windows と Mac の間で同期すると漢字コードの変換に見事に失敗して意味不明なファイル名になる
という、21世紀になってからほとんど聞かなくなった懐かしいタイプの制限がありました。
早速ダウンロードしてみました。
このソフト、もともとはテキサスにあった ByteTaxi という会社が開発したものですが、2005年の秋ごろにマイクロソフトが買収しました。Windows Live にこの技術を組み込むのだという触れ込みでした。
マルチバイトのファイル名の扱いなんか、手慣れたマイクロソフトの手にかかればすぐに直るだろうと思ってずっと心待ちにしてきたのですが、その間目立ったソフトウェアのバージョンアップどころか、Web サイトの「お知らせ」の変更もなく、買収から2年以上経ってようやくバージョンアップ。Web サイトのデザインも Windows Live の一員っぽいレイアウトになりました。めでたい。
……と思ったら、不具合は全然治っとらん!Mac版に至っては、バージョンも上がっとらん!!なんだかな。
これ、マイクロソフトとしては、今後どうするつもりなんだろう?>だれとはなく。
私の「確定申告書B第一表」ファイルが自動的に同期される日は来るんだろうか?
ひろしさんのコメント:
http://hiroshicom.blog.so-n...
がっかりですよね。
買収した後の位置づけとか体制がそもそもワールドワイドで一貫していないんでしょうね。