The means justifies the ends
ちょっと所用でソフトバンククリエイティブさんに立ち寄ったら、以前ちらっとご紹介したガイガーカウンターの本ができあがって、発売準備が整ったところでしたので、1冊拝借して参りました。
書名は「放射能から身を守る!! ガイガーカウンターGuideBook 」著者名「日本放射線監視隊」って(苦笑)。
中身は、ガイガーカウンターの動作原理の解説から始まって、ガイガーカウンターの製品比較、そしていろんな物や場所で使ってみたレポート。
製品比較は、最近国内で比較的入手しやすいと思われるロシア製と中国製のガイガーカウンターを中心に、簡単な使い方の説明や、感度の比較などが整理されています。どれも実際に入手して、使ってみたインプレッションと解説なので、説得力抜群(って言っても、類書があるわけじゃないですけどね)。
おなじみのガイガーカウンターキットも載っています。
取説が読めないロシア製や中国製のガイガーカウンターも、使い方を懇切丁寧に説明してある |
残念なことに、原稿の締め切りにキットの入手が間に合わなかったようで、我らがガイガーカウンターキットの感度比較がついていないのですが、先日カソロ石やアトムレンズの放射線を測ってみたときの記憶と照らし合わせると、このSBM-20を使ったガイガーカウンターは、市販の製品に比べてもかなり高感度な部類に入るようです。
で、この本。市販の安い(と言っても何万円もしますが)ガイガーカウンターを買いたいのだが、どれを選べばいいのかわからないという方には、とてもよい指南書だと思いますよ。