The means justifies the ends
夜、家に帰ったら、先日の鉱石ラジオ実験のポストをご覧になった篤志家さまから「なんなら二極管も試してみる?」と、真空管が送られてきていました。
6AL5という、双二極(二極管2つぶんが一つのガラスチューブの中に入っている)の検波管。
とるものもとりあえず、みの虫クリップでちゃちゃっと鉱石検波器の代わりにつないでみます。
真空管は、真空のガラス管の中に電子を飛ばして、その電子の流れを制御して電気信号を変化させます。電子を飛ばすのには電極を熱くする必要があって、そのために中にヒーターが入っています。
ヒーターを暖めるのには電源が必要です。6AL5という真空管の型番の最初の数字「6」がヒーターにかける定格電圧なので6Vの電源。
むかしはヒータートランスといって交流100Vを6.3Vに電圧を降ろす専用のトランスを使ったりしたのですが、深夜の実験では手許にたくさんあるACアダプタで直流の5Vを掛けてみました。
よく聞こえました。
ゲルマダイオードや鉱石検波器よりはちょっと音が小さいですが、歪みが少なく、とてもいい音。
気がついたら、真空管やら鉱石検波器やら各種ダイオード(二極管も、英語では Diode なんですけど)やら、いろいろ揃ってきたので、検波器の音質の違いを調べてみようと思います。
まずは、かかっている電圧と流れる電流の相関関係をグラフにする実験から。
ああ、どんどん遠くへ行ってしまう……
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