The means justifies the ends
みんな、この手の話、好きですねぇ。
Facebook で出回っている「Back to the Future で、マーティとドックが戻ってきた「未来」の日付が、この水曜日だった」というお話。
で、後からそれを追いかける「あれ、デマでした。本当の日付は2015年10月21日でした」という訂正報。
画像をよく見れば、JUN 27 2012 という部分だけ、色や文字の形や傾きやボケ具合、いろいろ違うので、フォトショップか何かで描いたんでしょうね。
と、愚痴ばかりでもつまらないので、話題を変えます。
拡散したデマの中でバック・トゥ・ザ・フューチャーを "Back To The Future" と書いているやつがよく見られましたが、これは間違い。
英語の見出しなんかで、単語のアタマを大文字にするキャピタライズですが、全部の単語の単語を大文字にするわけじゃないんですね。
キャピタライズのルール(たとえば、このあたりを参照)には、何種類か流儀があるんですが、どの流儀にせよだいたい共通しているのは、冠詞、接続詞、そして(短い)前置詞はキャピタライズしない。
なので、この場合、"Back to the Future" と、to と the は小文字のママにするのが自然。映画のDVDのタイトルなんかもみんなそうなってるから、チェックしてみるといいと思いますよ。
キャピタライズついでに、フェイスブックのことをfacebookと小文字始まりで表記する人いるけど、これも間違い。ロゴが小文字のfを使ってるのでその影響だと思うけど、Facebookと大文字始まりにするのが正解。ウソだと思うなら、Facebookのヘルプとか、公式文書とか、英語で見てみるとよろしい。小文字で書いていることなんて、ゼッタイにないから。間違えると、ちょっと頭悪そうに見えるようなので、ご注意を。
豆知識でした。
ところで、Mashableによると、例のデマ画像は、Back to the Future のBlu-ray ボックスセットのプロモーション用に作られたものが一人歩きしたらしいですよ。