The means justifies the ends
家庭の電力消費を「見える化」して電力のムダ遣いを減らす目的で、電力をモニターする機器の購入費用を10万円まで国が補助するというバラマキ施策が始まりました。ご興味のあるムキは「HEMS 補助金」でググってみてください。
いろんな会社から対応するモニター機器が発売されていますが、その中でも設置コストやランニングコストが手軽なNTT東日本のフレッツ・ミルエネに申し込んでみました。
フレッツを使っている人限定ですが、分電盤の根っこの電線に、電流を外から測るクランプ型のセンサーと無線子機をつけて、親機をLANにつなぐだけで、クラウド側で消費電力の記録とグラフ化をしてくれるサービス。コンセントの先の電化製品の使用量を測るセンサーも1個付き。
監視ダッシュボードアプリをインストールしてあるAndroidベースのタブレット「光iフレーム」が2台付いてくるコースで税込み63,000円ですが、本体代金分は補助金で戻ってくるので、持ち出しは消費税分の3,000円だけ。タブレット1台なら42,000円で持ち出しは2,000円。クラウド使用量が月々210円。こりゃ、試してみる価値ありでしょ。
申し込みはWebのフォームに入力するだけ……なんだけど、その後、コールセンターからの電話を待ってやりとりしないといけないのは、NTTさんのサービスの定め。どうしても電話で通話しないとプロセスが完結しないらしい。電話屋さんのサガですね。
日中の連絡先に指定した携帯電話に1回目の電話がかかってきて、あいにく会議中で出られず。留守番電話にメッセージが残っていたけども、内容は「申し込みの件で電話しました。また電話します。フリーダイアルに電話してもいいぜ。(要約)」という中身のない内容で、一応フリーダイアルに電話してみたけど、待ち行列が長くてオペレーターさんにつながらなかったので放置。
次の日、電車に乗っている時にまた電話。「お申し込みの件で10分ぐらいよろしいでしょうか?」というので、さすがに電車の中で10分もやりとりする気はしない旨を伝えると、「フリーダイアルに電話して『フレッツ・ミルエネの申し込みの件で電話した』と言って、連絡先の電話番号を伝えればわかるようになっている」とのことなので、コールバックすることにしました。
オフィスに戻って、ちょっと時間ができたので、フリーダイアルに電話してみました。
言われたとおり、「フレッツ・ミルエネの申し込みの件で…」と伝えると、名前と携帯電話の電話番号を聞かれたので(掛かってきた携帯の電話番号、わからないのかな…)答えると「フレッツの契約内容を確認するのでお待ちを」と言われて保留状態に。そしたら「エリーゼの為に」の電子オルゴールに切り替わって、延々10分ぐらい放置。なんで携帯の電話番号からルックアップするのにそんなに時間がかかるんだろう。ひょっとして、紙の台帳を調べてるのかな。
待ちくたびれて、ひょっとしたらオペレーターさんが調べている間に脳溢血でも起こして倒れてるんじゃないかと疑いだしたころに、ようやく戻っていらっしゃいました。どんなややこしい事を調べていたのかと思ったら、確かにフレッツの回線があることを確認した、と(そりゃそうだ。フレッツ光メンバーズクラブのサイトからログインして申し込んだんだもの)。続いて、申し込んだコースの内容を復唱されて、それで正しいかとの確認(間違いない。Webサイトの申し込みの3つのラジオボタンから選んだ。次の画面でもしつこく確認された)。
そんだけ?
間違いない、と答えたら、これから「工事」の日程を調べるとのこと。
Webサイトにも
「フレッツ・ミルエネ」の機器の取り付けはとてもカンタン!
トライアルモニターの約90%が
ご自身で取り付け、設定を行っています。
って書いてあるので、自分で取り付けることを推奨しているのかなと思って「自分で取り付けますよ」と言ってみたのですが、この補助金付きのパッケージは取り付け工賃込みなので業者(NTT MEさんですかね)の取り付け工事込みでないと補助金が出ない、とのこと。なるほど、皆まで言うな。「駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人」、そうやって経済が回っているのね、と合点して「ではどこか近い土日で工事ができる日を教えてください」と伝えると、では工事可能な日を調べてみますと言われて、また「エリーゼの為に」が3分ぐらい。どんなシステムを使っているのかしらんと心配しはじめたころにようやくつながったのですが、今度は意外な返事が返ってきました。
曰く、「こちらの窓口と違う窓口から何か116に工事を申し込んでいますか?内容は分からないが、他の工事が入っているようで、申し込みを受け付けてもらえない」と。
工事を申し込んだ心当たりはありませんでしたが、ちょうどその前日にモバイルWi-Fiルーターの「光ポータブル」の解約を申し込んだところでした。
その旨を伝えたら、レンタル品であるポータブルWi-Fiルーターを返却する返送パックを送る手続きをしているところなので、116のシステム上「工事中」の扱いになっているらしく、新しい「工事」である「フレッツ・ミルエネ」は申し込みを受け付けられません、とのこと。
いやいや、御社から「工事のことでご連絡」って言って来たんですけど、今は受け付けられませんって、どゆこと?
っていうか、モバイルWi-Fiルーターを私がゆうパックで返送する「工事」と、配電盤にクランプを挟む「工事」が、どう競合するの?
なんだかよくわかんないけど、116のシステムは、社内のいろんなところからの調整を受け付けて、ものすごく厳密に排他的制御をするように作られているらしいことだけはわかりましたので「じゃ、工事の申し込みを受け付けていただけるようになったら、またお電話ください」とお願いしておきました。
では、今日はこんなところです。
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