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Photoshop Elements 6.0 の Mac 版が出ました。Mac 用の Photoshop Elements はバージョン 4.0 が出たきりで、Windows 版が 5.0 になってもそのままだったので、待望のバージョンアップ。ブログに載せる写真をちょっとリタッチしたりするぐらいだったら Photoshop Elements で十分だもんね。
早速ひとつ仕入れて自宅の Mac にインストールしようとしたら
システム要件エラー
OSボリュームのファイルシステムがサポートされていないため、ソフトウェアをインストールできません。
っていうエラーダイアログが出てインストールできません。
OSボリュームのファイルシステムがサポートされていないって……?
Photoshop Elements だけじゃなくて、Photoshop CS3 でも同じことが起こるようで。あれこれ調べると、どうやら Leopard のインストール時にハードディスクをフォーマットしたんだけど、そのとき《MacOS拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)》を選んだのがいけなかったらしいです。インストールできるようにするには、大文字/小文字を区別
しないファイルシステムを選んでハードディスクをフォーマットして、OS のインストールからやりなおさないといけない。
せっかくフォーマットして新しい OS を入れるからと思って、男らしく最先端のファイルシステムを選んでしまったのがいけなかった。大文字と小文字を区別するほうが、区別しないよりもスーパーセットだろうと安易に思っていたんだけど、そこが間違い。たぶん Photoshop みたいに歴史があるプログラムはいろんなところで大文字小文字を区別しない前提でコードが書いてあって、例えば「プログラムの中から読み出そうとするファイル名は全部大文字で書いてあるんだけど、実際のファイル名は小文字で、それでもファイルシステムは区別しないから読めるようになってる」とか、そんなことがたくさんあるんだろうな。で、ご親切にもインストーラで「このファイルシステムだと動かなくなるよん」と指摘してくれているわけだ。
よくよく調べてみると、
Apple の文書にも『Mac OS X Server 10.3 では、データボリュームに「Mac OS 拡張(大文字と小文字を区別/ジャーナリング)」ファイルシステムを使用できます。
これは起動ディスクに対して使うことを意図したものではありません。』なんて堂々と書いてあったりするんだけど、そんなものだったら OS インストールのときのオプション画面に載せないでくれよ。プニィ。
教訓:UNIX っぽいからとかいう安易な理由で HSFX を使ってはいけない。
shnさんのコメント:
標準で入っている、DiskImageを作るユーティリティでCaseInsensitiveなドライブを作ってそこにインストールすることで解決しました。
ひとつ注意点があって、あとからドライブのサイズを増やせないので、大きめにとっておいたほうがいいです。ぎりぎりめで作ったらパッチがダウンロードできなくて泣きました。
ディスクイメージファイルは可変長なので、大きめにとっても問題ないと思います。