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萬珍軒のラーメン 525円
今日も今日とてラーメンの話。
ジャパン・スタートアップスがある溜池山王での昼食でよく行くラーメン屋さん、萬珍軒。
ラーメン屋さんと言っても、
- 店主入魂のこだわり無化調スープ
- あざやかな麺の湯切りアクション
- 客に無駄話を許さないような張りつめた店内の空気
- 腕組みをして仁王立ちで客を睨みつけるオーナー
といったようなものを期待するラーメンおたくさんには、きっと死ぬまで縁がないタイプの店(だいたい、なんだってラーメン屋のおやじに気を遣いながらラーメン食わなきゃならんのだ?)。普通の街の中華料理屋さんというか中華食堂です。
が、しかし。この普通のラーメン屋さんが、昼時ともなると近隣のサラリーマンとOLでごった返して行列が絶えることがないという人気店なのですね。
いったいなにがそんなによくてこんなに人気があるのか、その本質は私もまだよくわからないのですが、あまりにも普通なので飽きが来ないところがえらいのかもしれない。サラリーマンの昼食の店は、こうでなくちゃね。
たとえば、写真のプレーンなラーメン(税込525円)。きれいに透き通って、適度なコクとうま味がありながらすっきり飲める醤油仕立てのスープ、何の変哲もない実にラーメン屋さんらしいチャーシュー、無造作にのったメンマやワカメ、ちょっと縮れた細めの平打ち麺。これといって特徴がないのに、絶妙なバランス。
特にこのツルツル、シコシコ、で少しモチモチの麺は、熱い肉あんかけそば(肉絲湯麺735円)にも、この季節の人気メニューの冷やし中華(上に乗った縁が赤いプレスハムの細切りがなんともうれしなつかしい)にも相性バッチリ。麺類に超うるさいバンドー師も太鼓判。
アメリカ大使館界隈でお昼を食べるときには、ぜひ思い出してみてくださいませ。