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調理前
以前書いた
お好み焼き 朝日堂のページに
想夫恋の広告が出ているのが目に留まりました。想夫恋は大分県日田市にある焼きそば専門店で、こんがり焼いたパリパリの麺と独特の風味のソースが非常に印象的です。
この店の焼きそばは、小学生の頃、父親の転勤で日田に住んでいたことがある私にとっては、ソウルフードのひとつで、後に福岡に支店ができたときは何度か食べに行ったのですが、福岡を離れて20年、すっかり忘れていました。その想夫恋の焼きそばの麺とソースがセットになったものと、焼きあがった焼きそばをチルドにしたものを通販で売っているサイトの広告が出ていたのでした。
完成品
早速買って作ってみました。20年前のおぼろげな記憶の中の味にかなり近い、懐かしい味がしました。
ただ、パッケージの中に入っている作り方の説明や、
Webサイトの説明では、ディテイルがいまひとつ分かりません。というわけで、近くに想夫恋のお店がない人にお贈りする限定情報、自宅でできる失敗しない想夫恋焼きそばの再現法。
←楽天でも買える想夫恋の焼きそばセット
■用意するもの(1食分)
セブンイレブンの焼肉用
豚ばらを細く切ってみました
- 想夫恋の焼きそばセット
- 豚ばら肉 5ミリ角ぐらいの拍子木に切ったもの 50グラム
- もやし 150グラム
- わけぎ 1本
■下ごしらえ
豚ばら肉は、スーパーなどで中華料理の炒め物用として売っている太さ5ミリ角ぐらいの拍子木に細長く切ったもの。なければ焼肉用の厚めのスライスを厚さと同じぐらいの幅に切って使います。お好みで表面に軽く片栗粉をまぶしておくとよいでしょう。
わけぎ
ねぎは青い部分を積極的に使いたいので、わけぎがあれば理想的です。ざっくり斜め切りに刻んでおきます。白い部分は薄めの斜め切りか、1センチ弱の小口切りにしておきます。
もやしはさっと水洗いして、ざるで水気をよく切っておきます。
焼きそばの麺はよくほぐしておきます。袋のまま電子レンジで20秒ぐらい温めるとほぐしやすくなります。
■麺を焼く
ホットプレートかフライパンで、まず麺だけを炒めます。よく熱したフライパンに油を引いて、ほぐした麺を広げます。弱めの火で、麺の表面に軽く焦げ目がついてカリカリになるまで炒めてからひっくり返し、両面をよく焼きます。広東風の炒麺を作るときもこのようにすることがありますが、麺の水分が飛んで味がよくしみるようになります。
水分が飛んでキツネ色になったら、ホットプレートなら麺を脇に寄せて、フライパンなら一旦お皿か何かに麺を取り出します。
■具を炒める
次に具を炒めて、麺と合わせてから味付けをします。豚肉の表面をかりっと焼いて中のジューシーな肉汁を逃がさないこと、もやしのしゃきしゃきした食感をしっかり残すことが肝心です。
ここからはスピード勝負ですから、焼きそばセットについている白こしょうの袋とソースのふたを開けておきます。
フライパン(ホットプレート)にまた油を引いて火を強め、まず豚ばら肉を炒めます。表面にまんべんなく焼き色をつけて肉の味を封じ込めたら、わけぎの白い部分を入れてあおり、続いてもやしを入れて20秒ぐらいあおり、もやしに軽く火が通ったらわけぎの青い部分を一気に投入してさらに軽くあおります。わけぎが少ししんなりしてきたら、具の上に麺をのせ、こしょうをまんべんなくふりかけ、さらにソースを回しかけ、すかさず具と麺を混ぜます。具と麺にソースをまぶす感じで、サラダボウルの中を混ぜるときのようにトスします。ソースが焦げないように手早く混ぜたら皿に盛ってできあがり。
おいしいですよ。
樋口 理さんのコメント:
ま、私の言っている「ジャンクフード」は「気軽な食べ物」ぐらいの意味だと思って許してやってください。言うまでもないけど、想夫恋の食べ物がいい加減なものだと思っているわけじゃ決してありませぬ(思ってたら、買いません)。