The means justifies the ends
新年早々の実験です。リスクを承知した上でのオトナの実験なので、よい子はまねをしてはいけません。
スマートスピーカーっていうんですか、Amazon Echo とか Google Home とか家にドウニュウしていろいろ使ってみているんですが、たとえば料理中みたいに両手がふさがっているときに声で「タイマー8分!」とか言うことを聞いてくれるのはとても便利です。
そのついでに「手元の電気点けて」とか「テレビ点けて」なんていうことも聞いてくれればいいのに、と思っていたら、年末近くなって、予想より早く中華スマートスイッチの eWelink が日本語版スキルをリリースしてくれました。
そんなこともあろうかと思って、AliExpress で eWelink/Sonoff のスマートスイッチを注文していたのが届いたので、インストールしてみました。
私が買ったのはこれ。送料込み25ドルぐらい。
http://s.click.aliexpress.com/e/2nMRNfe
た・だ・し。ここで注意書き。
中華スマートスイッチは、日本の電気用品安全法、いわゆる PSE マークを取得していないので、国内では販売できません。
もう一つ言うと、Wi-Fi を使っていて技適が取れていないので、むにゃむにゃ……。
そして、家屋の電気配線工事は電気工事士の資格を持っている人しかできません。
さて、今回の実験です。
我が家のダイニングキッチンの照明スイッチをスマートスイッチに取り替えて、Amazon Echo に声で命令して照明を点けたり消したりできるようにします。
取り替えるスイッチはこれ。
どこのご家庭にもある松下電工のコスモワイド21。
まず、パネルを取り外してスイッチ本体を外します。
取り付ける新しいスマートスイッチ。
外形上、USサイズとEUサイズがあるけれど、日本はUSサイズ。
裏はこんな感じ。CEマークとFCCマークはついてる。ほんとかな。でも、ものすごい数が出ていて世界中で使われている模様。信じましょう。
もとがスイッチ2列のところに、1列で4つ分 (4-gang) のスイッチに取り替えるので、そのまま取り付けると壁の穴が見えてしまいます。穴をふさぐためにホームセンターでブランクパネルを買ってきました。
パネルにスマートスイッチが入る穴を空けます。
さて、ここから電気工事士の出番。根元のブレーカーを切ってから、スイッチの配線を取り外します。
VVF線と差し込みコネクタを正しく使って、スマートスイッチを配線します。
スマートスイッチとブランクパネルを「とも締め」して固定。
ブレーカーを入れると、設定待ち状態のランプが点灯しました。
この時点で、スイッチにタッチすると照明がOn/Offできます。
eWelink のアプリをスマホにインストールして、スマートスイッチを認識させて、初期設定。
この時点で、アプリからも照明がOn/Offできるようになります。
そして、Amazon Alexa アプリで、スマートホームにもスマートスイッチを認識させます。
ここで命名したスイッチの名前を声で呼びます。
呼んでみました。
早く、こういう危なっかしい実験をせずに、安心して使える市販品のスマートスイッチが普通に流通しますように。
おじさんさんのコメント:
私もこれを探してました!
参考になります。