The means justifies the ends
4年ぐらい使った Softbank 705NK こと Nokia N73 がいいかげんへたってきたので、携帯端末の買い換え。
iPhone との2台持ちなので、電話機としての完成度の高さが最重要条件。海外でも使える GSM Quadband で、今使っているハンズフリーをそのまま活かせる Bluetooth 対応必須。持っていて愛着の持てるカタチで…といろいろ考えていると、どうも国産 3G 端末は分が悪いのです。
あれこれ悩んでいたら、ついうっかり、Nokia の SIM unlock 機を Amazon.com で買っちゃいましたよ。Nokia 6700 Slide というキャンディバー型(というか、スライド型)端末。Symbian S60 (元祖スマートフォンOSね)搭載だから、フォントを入れれば、日本語表示もOK。
送料込みで200ドルちょっと。貯まったポイントで買っちゃいました。
Amazon.com の中でもFGS Tradingというショップは、Unlocked な携帯端末を豊富に揃えていて、日本にも発送してくれるので面倒くさい転送サービスとか使う必要なし。送料30ドルぐらいで UPS で送ってくれるので、注文して中2日ぐらいで届きました。
比較対象にしたのは、同じく Nokia の C5 (C5-00) というキャンディバー。同じ S60 で、こっちはGPS内蔵で、お値段も160ドル程度と安いけれど、カメラの解像度が3Mピクセルと低め。
ちょっと迷いましたが、レビューサイトのテストパターン撮影を見ると、C5-00のほうは画があきらかにぼやけた感じだったので、こっちにしました。Carl Zeiss のレンズというのもなんだかうれしい。
GPSはiPhoneがあるから、通話用端末で使うことはまずないだろうし。
実際に手にしてみると、705NK/N73 に比べてもさらにコンパクトで、アルミニウムのかちっとした筐体のソリッドな感じとも相まって、持ち重りのするいい作り。
日本語表示は管理工学研究所(なつかしい)の S60 用日本語表示・入力プラグイン +J for S60 を試しに入れてみたら、簡単に日本語化完了。付属してくるFEPはもちろん松茸。ちなみに、705NK/N73にプリインストールされていたFEPはATOKで先読み変換機能もついたなかなか秀逸なやつだったのですが、残念ながらS60 用 ATOK は単体では外販されていません。
+J for S60の試用期間が終わるまでに、他の日本語表示とFEPもぼちぼち試してみます。
そのほか、内蔵FMラジオを日本の周波数帯に切り替えるとか、アドレス帳のSyncとか、SMSやブラウザのアクセスポイントがムニャムニャとか、細かい注意点がありますので、そのうちまとめるかも。