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セキュリティ対策
藤村さんが
Twitter でツイートしていた InfoWorld の
"Securing Apple iPads in the enterprise" という記事。
iPad の企業導入を阻むのはセキュリティの弱さだ、という主旨です。
ここで言うセキュリティとは、ソフトウェア上のウイルスなどのリスクや、情報漏洩リスクなど、データのセキュリティのことを指しているわけですが、実はもっと別の大きなセキュリティ問題がありそうです。
たまたま、その数時間前にこれまた Twitter で、カリフォルニア在住のバイオ研究者である
@kats_me さんとこんなやりとりをしていたんです。
@kats_me:
iPadって、ワイヤーロックが使えるのだろうか?3 mm x 7 mm 位の丈夫な穴に差し込んで使う、あれですけど。
たいていのノートパソコンについている、防犯用ワイヤーを引っかける穴、Kensington Security Slot のことですね。PCの周辺機器とかバッグとかを作っているケンジントン社が提唱した防犯用ワイヤーを取り付ける穴の規格。そこに差し込むワイヤー付きの鍵が Kensington Lock(ケンジントンロック)。
@osamuh:
@kats_me Kensington Lock の穴、ありませんからねぇ。お店なんかの展示では、裏に両面テープでワイヤータグを貼り付けてるみたいですけど。あと、こんなのもありw http://bit.ly/cv7UN6
お持ちの方はご存じのとおり、iPad にはケンジントンロックの穴、ありません。
とあるショップで、お客さんに自由に使ってもらう iPad を設置することになったとき、どうやって防犯対策するかちょっと悩んだ。
@kats_me:
@osamuh あぁ、無いんですか。どうも有り難うございます。職場で使えるかなと思っているんですが、こういったものはちゃんとロックしておかないと、席をはずした時に盗まれてしまうんですよ。
うへえ。物騒だなあ。
アメリカあたりのオフィスでは、ケンジントンロック使ってラップトップPCをワイヤーで机なんかに留めてあるのは、わりとよく見る風景だけど、本当に必須なのね。
というわけで、特に企業IT導入の本丸である米国では、ケンジントンロックの物理的セキュリティ対策に対応しないと iPad は導入が難しいケースがありそうです。そういえば、Macbook Air も ケンジントンスロットないなぁ……。
nhcjpnさんのコメント: