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ゆうべ WOWOW で《
不都合な真実
》をやってたので見たんだけど、この映画のアル・ゴアにプレゼンテーションの極意を見た気がする。
不肖私も、1990年代の初めごろからプレゼンテーショングラフィックスソフトを商い、PC とプロジェクターを使ったプレゼンテーションの黎明期から実地でプレゼンを数多くこなして、当時はプレゼンターとしては結構がんばっている方だったという自負もあり、他の人が効果的なプレゼンテーションをやっているのを見るとむらむらとやる気がわいてくるほうなんだけど、この映画ってつまり全編がスライドショーによるプレゼンだもんね。しかも、うまい。
冒頭の有名な "Hi, I’m Al Gore. I used to be the next President of the United States." という“つかみ”のジョークから、ぐんぐん話に引き込んでいくテンポと運びがうまい。二酸化炭素の急上昇を印象づけるためだけにクレーンでリフトアップするところなんか、ジェームス・ボンドに自慢する“プレゼン”のためだけに秘密基地のミニチュアをテーブルからせり出させるドクター・ノオ(だっけ?)なみ。
他人に自分の主張を聞いてもらうための手段としてのプレゼンテーションは、けっこう理論も技術も必要で、一生懸命実地で練習してネタがこなれてくるまでの産みの苦しみも多いんだけど、この映画の中でもアル・ゴアが移動の途中に MacBook を開いてせっせとプレゼンテーションのスライドに手を入れているシーンがいくつか差し挟まれていて、わかるなあ、その感じ。
この映画を見て KeyNote が欲しくなった人、多いんじゃないかしらん(私もつい最近 iWork を買ったのは内緒です)。
でも、結局の所、プレゼンの成功のカギは「伝えたい」という熱意だね。うん。
ひろしさんのコメント:
http://headlines.yahoo.co.j...
トヨタの場合、A3 一枚のプレゼン資料 で本文は5ptを多用し、ビッシリ。グラフと模式図は多用し必ず紙。
トヨタのA3文化は理解してるのですが、ハンドアウト(印字)を要求してくるのはどちらかというとトヨタの人なんですよね。
なんとなく、国内では討議用資料とプレゼンの違いが、理解されてない気がしました。