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ここのところ、四六時中耳鳴りがしています。具合が悪い。
Webで専門医が多いという触れ込みの
病院をみつけて、定期的に通っています。
とっても静かなときに「シーン」というか「キーン」というか、高い周波数の音がかすかに聞こえるような気がしますけど(漫画でも静かな場面を表すのに「シーン」っていう「擬音」を使いますね)、あれが強くなって日中にぎやかなところでも聞こえるといった症状が出ています。
原因を調べても物理的な要因は見つからず、神経性のものではないかということです。物理的な要因がないということは、自覚症状以外に病状をはかるものさしがないということで、これはこれでやっかいなことです。考えてみれば頭痛も同じようなものですね。
客観的に症状をはかるために、聴覚検査を行います。健康診断なんかでやる、静かなブースに入って、ヘッドホンをして、いろんな周波数のいろんな大きさの音を聴いて、聴こえているかどうかを判断するやつです。耳鳴りがするので、高い音が聞こえにくく、それが検査の結果にもあきらかに現れています。3~4KHzあたりの聴覚が鈍いという結果です。その結果から「難聴があります。これが耳鳴りの原因です。」という説明を受けたのですが、難聴が耳鳴りの原因なのか、耳鳴りが難聴の原因なのか、よくわからないですね。どっちも原因ではなく症状だという気もしますが。
ま、それはともかく、原因が見つからないので治療法がわかりません。ビタミン剤(メチコバールというやつ。耳鳴りや突発性難聴では定番らしい)と、神経賦活剤(アデホス。定番。)やら血流改善剤(プロサイリン)などという、血の巡り系の薬をとっかえひっかえしながら、効くものが見つかるのを待つという気の長い治療をやっています。
やれやれ。
話は変わりますが、病院は午後の診療の受付が12時から始まり、実際の診療は1時半からです。12時に受付を済ませてからお昼を食べに行きます。病院は御茶ノ水で、坂を下りるとすぐそこが神田須田町ですので、秋葉原で少し用を足したりしてから「やぶそば」に行くというのがなんとなく習慣化しています。
今日もやぶに行って、「せいろう」1枚と、寒かったのでなにか暖かいものをと思って「花巻」をお願いしました。ところが、注文を聞いてくれた方がなにやら激しく狼狽した様子で、メニューを指し示しながらあたふたしています。どうしたのかと思ったら、どうやら花巻がお品書きに載ってないのですね。これはあわてるわけだ。「花巻というのは温かいそばに海苔を乗せたタネモノなんですけど、できますか?」とかいろいろ説明していたら、横からベテランらしい方が助っ人に現れて「できますよ」とのこと。よかった。でも、その後、フロアの係の人がみんなして「はなまき」「はなまき」とこっちをちらちら見てうなずきながらささやきあっていました。ちょっと恥ずかしいですね。素直にメニューを見て、書いてあるものを頼めばよかった。
その上、狼狽した係の方が、花巻に集中してしまった結果、せいろうの注文をすっかりわすれてしまっていたことが、後でわかったのでした。花巻一杯だけいただいて、こそこそと退散いたしました。
おまけ。今日の禅問答。
「正しいほうにつながった時も、間違ったほうにつながったときも、どっちも同じ内容を表示するようにしてあるんじゃ、プログラムが正しいほうにつながってるかどうかのテストにならないんじゃないですか?」
「いいえ。そんなことはありません。」
「なんで!?」
「プログラム上、正しいほうにつながるように作ってありますから。」
「……」
おやすみなさい。
耳鳴りさんのコメント: