[PR] 本ブログの商品紹介リンクには広告が含まれています
カラフトマス♂()
口元の赤いのがフライ
(カムイチェップ)
今年の
忠類川の鮭釣りの様子を調べたいのか、「2005年 鮭釣り」とか「2005年 忠類川」といった検索キーワードでこのサイトにお越しになる方が増えてきました。
ご期待に応えられるように何か書こうと思っていたら、今月の初めに忠類川にお邪魔したときに同行した萩本さんが撮ってくれたスナップ写真が届いたのと、ちょうど今、忠類川河畔から
柳沼さんが電話をしてきてくださったので、今年の忠類川のトピックをいくつかご紹介します。
■今年はカラフトマスが少ない年
カラフトマスは2年周期で回帰する数の波があって、奇数年の今年は数が少ない年です。
忠類川の釣果情報でも、去年に比べて数が少ないことがよく分かります。
多い年は、9月いっぱいぐらいはカラフトマスがつれるのですが、柳沼さんからの情報では、今年はすでに川の中のマジョリティはカラフトマスからシロザケに変わっているそうです。
■クマジロウ
藤本さんのブログ「鮭声鱒語」の中の
ヒグマ出没情報コーナーによると、忠類川のアイドル「クマジロウ」と思われるヒグマが今年も出没し始めたそうです。気をつけましょう。
■ポイント激変
これまた「鮭声鱒語」によると、私たちが訪問した次の週の台風による増水の影響で、
ポイントが激変してしまったそうです。しっかり魚を探しましょう。
■立ちこむな!
私も何度か書いた気がしますが、ポイントがわからず魚が釣れないと、ついつい前へ出てしまって
川の中に立ちこんでしまいがちです。
その足元を魚がすり抜けていってびっくりしたりするわけですが、人間が立ちこむと鮭の遡上を遮ってしまって、自分が釣れないだけではなく、魚や他の人にも大迷惑。また、忠類川は流れが速いですから、深みは危険です。ウェーディングは最小限に。
最後に、基本事項。
- 忠類川を含め、日本の鮭釣りは釣獲調査として事前の申し込みが必要です。申し込みは忠類川のオフィシャルサイトから可能です。
- 事前に忠類川の攻略法で予習をしましょう。
- 知床の世界遺産登録の影響で、知床方面行きのツアーが大人気のようです。飛行機でもツアーのバッジをつけたご年配の団体客が目立ちます。このため、中標津、女満別のツアーチケットや宿が取りにくくなっているようです。ご予約はお早めに。
- 格安航空券と宿泊がパックになったツアーもあります。サーモンフィッシングに特化したツアーを企画している東北海道トラベルさんでは、見積もり・申し込みの際に「higuchi.comで見た」と書き添えると読者割引してくださるそうです。その他、一般向けの知床ツアーで中標津空港利用のもの(JALだったらちょっと遠いけど女満別空港)の中から周遊プランがついていないフリープランのものを選ぶのがよろしい。宿は標津町のホテル川畑さんがおすすめです。
ブンさんのコメント: