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ミーティング中、失礼します
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先日買ったAntquariumにアリを連れてこようと、毎朝ジョギングのついでにマンションの裏の小学校との境界あたりに蜂蜜をしかけて待っていたのですが、なかなか思うようにアリが集まってきませんでした。
しかたがないので、怪しまれることを覚悟で小学校の裏庭に乗り込んで、アリを捕まえてくることにしました。
頃合いのいいアリの巣を求めて、しゃがみこんで地面を物色していると、さっそく少年野球か何かの付き添いで来ている父兄らしい男がかぎつけて、いぶかしげに近寄って来て「何か?」と詰問します。
(「何か?」ってなんだ?)
質問の意図がわからなくて困惑していると、何度か「何か?」を連発した後「何か御用ですか?」と彼。
やれやれ、別にあんたに用があるわけじゃないんだが、と思いながらも、にこやかにアリを集めていることを告げると、男はちょっと何か考えて、近所に住んでいるのかと聞きます。目の前にあるマンションを指差して「ええ、ここに住んでいるんです」と微笑むと、不審者を追い出す理由をなくしてしまった彼は、まだ何か言いたそうにしながら去っていきました。
さて、アリを捕まえます。
甘いものを置いて待っているだけでは埒があかないことは分かったので、狙った巣の出口から出てくるアリを枯れ枝で一本釣りします。枝の先に蜂蜜をちょっとだけつけてアリの鼻先に持っていくと、好奇心の強い奴から枝に飛びついてきます。枝ごとそっと持ち上げて、底に蜂蜜を入れたカップの中にアリを落とします。神経質な個体はここで大慌てして逃げ出すのですが、図太い個体はカップの中で懸命に蜂蜜を食べ始めます。逃げるやつは逃がしてやって、環境の変化に強そうな図太い奴を集めることにしました。
途中で何度か違う巣のアリや、微妙に違う種のアリをカップの中に落としてしまい、そのたびにカップの中が大パニックになってしまいましたが、数十分後には元気がよくて図々しい個体ばかり10匹ほどが集まりました。
カップに蓋をして持ち帰ったアリをアントクアリウムに移します。マニュアルにはクロオオアリなどを4、5匹入れろと書かれていましたが、ちょっと小さめの種類だし、歩留まりも考えて全数投入します。
また、製造元のWebサイトからダウンロードできる英語のマニュアルに従って、あらかじめ巣穴のきっかけになりそうな小さい穴を4つ作っておいて、アントクアリウムの下半分を黒い紙で覆っておいてそのまま出かけたら、帰ってきたときにはいろんなところを掘り始めていました。
アリの巣観察のはじまり、はじまり。
takemagさんのコメント:
うちもいよいよ明日アントクアリウムがやってきます。