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アリ、休憩中()
アントクアリウムに投入されてすぐに巣を掘り始めたアリたちですが、その後の経過が思わしくありません。
2~3センチほどの穴をいくつか掘ったのですが、全員が入れるぐらいの穴ができたところで掘り進めるのをやめて、みんな、その穴の中で休憩ばかりするようになりました。
狭い空間で寄り添ってじっとしているアリの群れを見ていると、悪いことをしている気がしてきました。
家族といっしょに暮らしてきたアリを突然拉致して、今まで経験したこともない隔離された環境に監禁し、あきらめてそこで新しい生活をはじめるように仕向けるなどというのは、非人道的な行為をやっているように思えます。暴君と罵られてもしかたがありません。
しかし、視点を変えると、一生を女王アリの優雅な生活を支えるために捧げブルジョアにサクシュされ続ける運命だったプロレタリア階級のアリたちをカイホーしてやったのだ、と考えることもできます。これからは自分たちのロードーの成果は自分たちだけのためにすべて使えるのだよ、君たち。
それにしても、自分たちの生活空間と餌が確保されたとたんに、みんなが怠惰になって社会の発展が止まってしまうなんて、話ができすぎです。掘れ、カクメイの闘士たち。ダンケツせよ。ロードーシャの楽園を築くのだ。労働の度合いに応じて富の配分を変えるとか、富のかわりに勲章を授けるとかして競争させないといけないんでしょうか。
皇居周辺のアリ ()
ところで、
浅野さんが警備員に怪しまれながら皇居のお堀端から拉致してきた体長1センチオーバーのアリたちは、まったりと、立派な形の巣を作りつつあります。
同じ労働者階級なのに、やんごとない方面のアリたちは違うなぁ。