The means justifies the ends
私の体はトンコツでできているので、インスタントラーメンを食べるときでもマルタイとかそういうのを旨とするわけですが、インスタントでも替え玉をしたいことがあるわけです。
業務用にマルタイの麺だけをバラ売りしてくれているのですが、いかんせん「棒状結束めん120束入(ダンボール箱入り)」という販売単位はバラ売りじゃないし。むしろ束だし。ちょっと無理。
なので、固めに茹でた素麺で代用していたりするわけですが、いまひとつ。なんか違う。やっぱり素麺はどこまでも素麺。
で、ふと思い立ちまして。中華麺がないときに、スパゲッティやうどんを重曹入りのお湯で茹でて、かんすい入りの麺のようにつるつるしこしこに仕上げるじゃないですか。あのワザを素麺に適用してみました。
実験、開始!
用意するもの。
鍋2つに水を張って、お湯を沸かします。
で、片方の鍋に重曹を大さじ1杯ぐらい投入。
重曹入れると、泡がどわっと涌くので、そこに素麺を1把の半分ぐらい投入。
30秒弱茹でたら、すぐザルにあけて、流水で洗う。重曹が残ると苦いからね。洗い流す。
おー、素麺のくせになんだか黄色っぽくて、中華麺の香りがするぞ。
で、麺を温め直すために、もう一つの鍋に沸かしておいたお湯の中に投入。
さっと温めたら、またザルに取って湯切り。チャッチャッ。
はい、替え玉。おまちどおさま!
試食の結果。
なんか、まだ素麺っぽい。素麺をそのまま入れたときよりはぐっと中華麺に近づくけれど、スパゲッティやうどんを重曹入りのお湯で茹でたのがまるでホンモノの中華麺なのに比べると、圧倒的に素麺。
たぶん、ゆで時間が短いから、アルカリが浸みていかないんでしょうね。でも、バリカタを求めるとこれ以上ゆで時間を長くするわけにはいかないし。
結論:素麺の重曹茹では、ノーメイクの素麺よりは中華麺の気配がするけれど、出自を隠せるほどではありませんでした。
やっぱり、ヌードルメーカーかしら。