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秋葉原の北の玄関、銀座線末広町駅に残されている壁の絵がすごい。こんなすごいものがいつも歩いているところの地下に眠っていたなんて。
おまいら、時代の流れの中で風化したり取り壊されたりする前に、自分の眼でしっかり見ておけ。
上の写真だとよくわからないと思うので、パノラマ撮影して Photoshop で遠近法補正してつないでみました。
これはまさに、秋葉原がゲームやロリやメイドによって支配される以前の、電気街全盛で、電気機器と電機メーカーがいちばんきらきらしていたころ (circa 1984) の壁画に間違いない。人類の文化遺産。
レオタードとレッグウォーマーを身につけた踊る女子の図はエアロビクス前期の影響を強く受けていると思われます。フラッシュダンスだ!イェールの才媛、ジェニファー・ビールスだ!!(電機と関係ないね)
左端中央にあるのは、たぶんカセットケースサイズのウォークマン WM-20。朱色で描かれているヘッドフォンは、まだインナーイヤーではない初期ウォークマンのオープンエアタイプ。
その右上、オーブントースターと電気ミシンと電気ポットの上にはS字型トーンアーム。どこのだろう。ピュアオーディオの人、同定してください。あれ?ヘッドシェルの指かけが変なところについてる?
下にあるキーボードは MZ-80B か MZ-2000 か。クリーンコンピュータだ!SFTLOCK キーがなつかしい。でも、ファンクションキーだけはまるで PC-8001 か 8801。その右には緑色でコンピュータ本体のシルエット。やっぱり 80B だか 2000 だか、見分けがつかん。
右上の肩乗せカムコーダーもよくわからないな。ベータムービーかと思ったけど、上のハンドルとか、レンズ下のグリップとかの形がまるで違う。どこのだ?なんにせよ、Xacti とかケータイとかでひょいひょい動画を撮ってる今から考えると、こんなものが民生用としてフツーに売られていた時代があったことも忘れるところでした。
その下のは、たぶん当時電機メーカーがこぞって作っていた大ヒットの新カテゴリー、石油ファンヒーターですね。三菱?
うーむ。とっても80年代。この勢いで電機メーカーに就職してしまったわけだな、おいらは。なにもかも懐かしい。