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うちから徒歩圏内、ジョギングで7分ぐらいのところに
朝日堂というお好み焼き屋さんがあります。
Webサイトにもあるとおり、
和歌山で有名だったお好み焼き屋さんの老(失礼)夫妻が、和歌山から東京に移転して開いたお店です。
ここんちのお好み焼きは、外はサクっとクリスピー、中はふかふかで、メリケン粉の粉っぽさとか粘りとかを感じません。絶妙です。
そのほか、焼きそば、ねぎ焼き、広島焼き、“せち焼き”という謎の食べ物、砂肝を炒めたのや、最近メニューから消えた“すじこん”など、どれも大変おいしいものばかりです。
東京でこういうタイプのお好み焼きを食べられるお店はなかなかないので、東京在住で“粉もん”に餓えているに違いない関西人(主として大阪人)に、このお店のことをせっせと布教してあげています。
ところが、このお店の話を聞いた大阪人の反応は必ずしも“手放しで歓迎”とは限らないのです。
在東京大阪人にこのお店のことを教えてあげたとき、返ってくるリアクションは、大きく2種類に分けられます。
ほとんどの場合、「池上はちょっと遠い」とか、いろんな事情はそれぞれにあるにせよ、期待と喜びのこもった「食べに行きたい」という返事が返ってきます。
しかし、中には「だって、和歌山やし……」というリアクションをする人がいます。どうも「是も非もない、和歌山だったらホンモノじゃない」というニュアンスを感じます。
そういえば、その昔、私が電機メーカーの技術者だった頃、販売実習で大阪日本橋の量販店の店頭に立って自分が設計に携わったMSXをバリバリ売っていたある日、裕福そうなインド人の親子のお客さんがMSXを買いにやってきて、流暢な関西弁で思いっきり値切り、買い叩き、おまけもたくさん持って帰ったことがありました。完敗です。そのお客さんが帰ってから、やり取りを聞いていた主任さんが私のところにやってきて、吐き捨てるように一言。
主任:「あれ、和歌山やで。」
私:「……。」(インドだと思うけど……)
和歌山だからどうだというのか、よそ者の私にはよく分からないのですが、和歌山は関西圏で、というか大阪人から不当に差別を受けているのではないかという感じがします。
ホントのところ、どうなんでしょう?
nob sekiさんのコメント:
まぁ、バッタモンだろうがパチモンだろうが、おいしければそれでいいのでは、と思いますがね。