Iron Samurai
Wired の紹介記事に載っていた写真
販売元の Chinavasion から提供されたようだ
先日、米 Wired の Gadget Lab で紹介されていた Iron Samurai というかっこいい LED 腕時計。ひとつたったの15ドルちょっと。
販売しているのは Chinavasion という中国製のガジェット類を安売りしている EC サイト。日本にも発送してくれると書いてある。
そこはかとなくあやしげなサイトのデザインを見ているとやや不安になりましたが、高いものでもないし、人柱になったつもりでオーダーしてみました。


Iron Samurai
なんだこのおせんべいみたいな缶は?!
そしたら、注文から10日ほどで、品物が届きました。香港からの発送で、書留扱いのトラッキングコード付きの郵送。梱包もしっかりしています。

外のダンボールを開けて個別包装を見ると、いかにも Wholesale という感じの無愛想なパッケージ。
腕時計というよりは、おせんべいか中国茶が似合いそうです。

そして、そのおせんべい缶の蓋を取って出てきたのがこれ。じゃじゃーん。
Iron Samurai

……微妙。

写真を見て思い描いていたのと質感とか仕上げ感が違う。だいたい、写真はステンレスのヘアライン仕上げだったけど、現物は黒っぽいクロムめっき風。いろいろシャープさに欠ける。

元の Wired の記事を翻訳した日本の Wiredvision の記事(『鉄の侍』:日本からインスパイアされたLED腕時計)を開いてみたら、記事が更新されていて背景がわかりました。
どうやら、Chinavasion の品物は、日本のデザイナーである坪井宏尚さんという方が発表していた LED Watch という商品のイミテーション。しかも、Chinavasion のサイトに載っている商品写真には、イミテーションのほうじゃなくて、オリジナルの写真が混じっているようなのです。この記事の最初で紹介している Wired の記事中の写真も、ファイル名から推測すると Chinavasion から提供されたものらしいのですが、このうち左の2つはオリジナル商品の写真で、右の一つだけが Chinavasion のイミテーションのようです。

やられた。

でも、オリジナルの LED Watch は2008年10月に発表されたものの未発売なんですね。本家よりも先にイミテーションを商品化して売り出しちゃった商魂のたくましさと敏速さには軽く脱帽ですね。

この Chinavision というサイト、怪しさ満点だけどちょっと目の付け所が違うガジェットが満載です。面白いので、いくつかご紹介しますね(いつまで在庫があるかわからないけれど)。


金の仏像型携帯電話 本物の翡翠つき $1781.58



GPSつき腕時計型携帯電話 $116.99



SIM 2枚差し タッチスクリーン式4バンド携帯電話各種 $76.50〜



DVDプレーヤー+ファミコン (NES) エミュレータ+7インチディスプレイ内蔵のクルマのヘッドレスト 2個セット $174.16



顔認証式 出退勤管理用タイムレコーダーシステム $456.14



指紋認証式 タイムレコーダーシステム $113.89



赤外線カメラ内蔵 ワイヤレス赤ちゃんモニター送受信機セット $80.33



DJ & パーティ向け レーザープロジェクター$53.96



液晶画面+SDカードスロット付き 35mm フィルムスキャナー(スタンドアロンタイプ) $79.05



パタパタ機械式デジタル時計 $35.70



自称日本風LED腕時計各種 $17.34


いやあ。物欲がわきますなあ。