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私がかかわっているIT系ベンチャー企業のうちの
有名でないほう(笑)が手がけた、新しい会社がスタートしました。
アップデートテクノロジー株式会社と言う会社で、アメリカのUpdateEXPERTというソフトを日本語化して販売する会社です。
このソフト、ネットワーク上にあるPCのWindows OSや各種クライアント/サーバーアプリにどのSPやHotFixが当たっているかを集中的に監視・管理して、必要ならば適切なパッチをリモートでこれまた集中的に配布・インストールしてしまうことができる、しかもクライアント側のPCには特別なプログラムをあらかじめインストールしておく必要がないという、なかなかのスグレモノです。
SP(サービスパック)はまだしも、HotFixについては、「よくテストして出てるのか?」とか「適用して副作用が出るんじゃないか?」といった不安を持つ管理者の方が多いようで、自分のPCはともかくも、自分が管理する全社のPCとなると、なかなか適用に積極的になれないという
調査結果があります。気持ちはわかりますね。でも、この間の
SQL Slammerのように、HotFixを当てておかなかったPCが多くあったために、韓国では国中のネットが麻痺するような事態にまでなることもまで起きていて、なかなか深刻な問題です。
HotFixを社内に配布するツールとしてはご本家MSのSUSのようなツールもあるのですが、OfficeやSQLサーバーといったOS以外のHotFixには使えないとか、現状のクライアントがどういう状態だかわからないところにパッチを当てるのがこわいとか、パッチがどういうものだかわからないとか、パッチを当てるのにそもそも不安なIISを使うのかとか(笑)、いまひとつ普及していない様子です。
で、このUpdateEXPERTは、そういった不安を少しでも解消して、納得ずくでパッチを配布できるようにするために、それぞれのパッチが出るたびに、そのパッチがそもそもどういうものなのかの解説や、他のパッチとの依存関係や主要なソフトへの影響をテストした結果などの情報が配布されてきて、管理者はそれを見ながら、条件に合致するPCにリモートからまとめてパッチを当てたりできるという、なかなか気の利いたツールで、「こりゃ使える」というわけで日本にようやく持ってきたというわけです。ご興味のある方は、我田引水(もうひとつのほうの田んぼ)ですが、
解説記事を読んでみてください。
それにしても、この本家の
アップデートテクノロジーのWebサイトの作りがよくありません。こんなフレームの使い方をしてちゃ、目的のページに適切なリンクも張れないし、検索サイトから迷い込むと、ほかのページにナビゲートされないし、良くないUIの典型ですなぁ。Webサイト作る業者さんは、しっかり選ばなくちゃね>誰とはなく。
kamさんのコメント: