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以前に書いた
Macで使えるUSB無線LANアダプタのお話をお読みになる方が多いようなので、そのアップデート。前回ご紹介した商品はMacで動くとはいえ販売元のサポートがなく、自分で勝手にMac用ドライバをインストールするものでしたが、先日たまたま店頭で見つけた
PLANEX のGW-US54GXS
というUSB無線LANアダプタは日本の販売元がMac対応を正式にサポートしているもの。値段も手ごろです。
試しに初代Mac miniと、AirMac Extremeカードが入っていないiBook G4で使ってみましたが、何のトラブルもなく快適に使えました。OS Xのバージョン10.3以降でないと使えませんが、純正AirMacカードが使えない、あるいは手に入りにくい機種を無線LAN化するのに最適。
Macは、デビュー以来長い間、PCとは違うハードウェアプラットフォームで独特のインターフェース(NuBUS、LocalTalk、SCSI、ADB……)を貫いていたために、安価なPC用の周辺機器が使えず、高価な周辺機器を買わざるを得ないという歴史がありました。最近になって周辺機器のインターフェースがPCと共通のものになり、ついにCPUもIntel製になって、Mac本体を製造する部品の供給コストは安くなったはずなのですが、それでも外付けの周辺機器はMacの小さい経済圏に向けて商品とサービスを供給するのは割が合わないため、PC用の安い機器をMac用に転用するサードパーティはごく限られていて、独特の高価な製品が幅を利かせていました。
それがここにきてこういう製品が出てきたということは、Macとその周辺の市場が大きくなってきたということでしょうか。やはり、プラットフォーム製品たるもの、こういう健全な経済外部性がないといけませんね。
[2008/6/11 追記] その後、同じ PLANEX から、さらに Mac 対応の USB 無線 LAN アダプタの新モデル《GW-US54Mini2W》が発売されたようです。こっちはぐっとスリム。