チタンのカード

ここのところ、急にこのサイトへのアクセスが増えてます。iPhone について検索してやってくる人が増えているのは予想(というより狙い)どおりとして、予想Guyだったのが「チタンカード」で検索してくる人が激増していること。どこかのテレビ番組かなにかで取り上げたのかな?
で、ちょっと周りを(検索エンジンで)見回してみると、チタン製クレジットカードについて、都市伝説のタネになりそうなあやしげなうんちくやら奇妙な想像やらを書いている人がたくさん。
ちょっとおせっかいだけど、ここはひとつ Let’s set the record straight ということで、「higuchi.com の記事でたどる、アメックスセンチュリオンカードとチタンカードについて、勘違いしやすいポイント集」(ああ、無駄だ)。


まず、おさらい。通称“ブラックカード”こと、アメリカンエキスプレス・センチュリオンカード。
higuchi.com での初出は《特権意識を売る商売 [アメックス センチュリオンカード]》という記事。2002年末頃に日本でもセンチュリオンカードの発行が始まったあと、うちにやってきたインビテーションのお話(と、その後延々と続く、思いこみの激しい人たちの憶測コメント)。
Wikipedia の《ブラックカード》という項目に、よくまとまっています。
これに関する、よくある都市伝説と勘違い。たとえば、こんなの。

ブラックカードの上にホワイトカード(あるいはクリスタルカード)がある

これ、根強く主張してる人がいるようですね。ごめんなさい。わたしも便乗してエイプリルフールのネタで《どこまで行くのやら [白いクレジットカード]》って書きましたけど、嘘ですからね。真相は《渡る世間は鬼ばかり [情報リテラシー]》にて。

ブラックカードの上はチタンカードだ

チタンのセンチュリオンカードはあります。持ってる。higuchi.com の記事では《こんどはチタン [センチュリオンカード]》。でも、これ、記事にも書いてあるとおり、“ブラックカード”の上でもなんでもなくて、プラスチックのセンチュリオンカードを持っている人に発行しているセカンドカード。割れなくて丈夫だけど、ATMに入らなかったり、空港のセキュリティチェックにひっかかったり(こないだもやった)、アメックスの取り柄である「なくなってもすぐ再発行」に時間がかかったりするので、プラスチックのカードはなくせないらしい。今年の年会費値上げ(《コンシェルジェサービスの値段 [センチュリオンカード年会費値上げ]》)に伴って、家族カードにもセカンドカードとしてチタンのカードを出してくれるようになりました。

このカードなら戦車でも買える

どこかの占い師か何かがテレビでそんなことを言っていたらしいけど、バカだね。戦車をクレジットカード決済で個人向けに売っている業者があるなら、ぜひ教えてくれ。いや、買わないけど。

このカードは支払限度額がないから幾らのものでも買える

アメックスは、緑の普通のカードでもそうだけど、「あらかじめ一律の利用限度額は設定しない」というポリシー。つまり、この種類のカードは何十万円までと一律に限度額を決めるんじゃなく、利用者一人一人に応じて限度額が決まっている(でも、いくらかは明示してない)。繰り返すけど、緑の普通のアメックスでもそう。大きな買い物をするときは事前に言っておくとその人の支払い能力(ま、銀行口座の残高ですね)に応じて限度額を変更してくれる。そのポリシーを何か勘違いしたか読み違えた人が言い出したんだと思う。もちろん、持っている現金以上のモノは買えない。あたりまえじゃん。

プライベートジェットだって買える

これは、メンバー向けサービスで「プライベートジェットのチャーターもお引き受けします」っていうのが曲がって伝わってるのかな。ちなみに、プライベートジェットを借りられるって言っても、アメックスが所有しているわけではなくて業者に取り次いでくれるだけだから、料金さえ払えばこのカード持っていなくても貸してくれると思う。
ほかにもあったっけ、コメントなどで、随時追加していきます。
(と、まとめ記事で訪問回数あたりページビューを向上させるテスト)

投稿者 樋口 理

「ブラックカードとチタンカードについて私が知っている2,3の事柄 [センチュリオンカードについての都市伝説まとめ]」に4件のコメントがあります
  1. グリーン・カードで文あんのか!
    やってきました!
    電話承認、!!(これで2回目)ボート・一括
    も、頭来たけど、たかだか・フェラガモ・ポーチ・/BRレコーダーを月はじめに買っただけなのに!!アメックス何を血迷ったのか\16,000で、
    ストップ(電話承認)が、掛かった。
    頭来て、十数年ぶりに5桁を、キャッシュで払ってきたものの、腹の虫がおさまらない!!
    信用無いなら、会員にするな!!!
    どう、思います?

  2. 普段の使い方と違うパターンの使い方をすると、金額にかかわらず電話承認はしてきますよ。
    信用してないからではなくて、本人以外の人がカードを不正に入手して使っているかもしれないから。

  3. センチュリオンは家族4人で年に数回、また長期滞在で海外旅行に行く人なら付帯の海外旅行保険だけでも安い買い物だと思います。
    私のはロンドン発行ですが日本のAMEXのように旅行代金の一部を使った場合という制限はありません。日本人デスクもあります。 ただ、最近AMEXが使えないところが結構増えてきて、カード手数料をとるところでは他のカードより1%は高いです。 このカードが威力を発揮するのはやはりホテル、先日、シンガポールのスイスホテルでスイートを用意してくました。(1人でもて余しでしたが10万円は得したでしょう)ホテルで食事や買い物をしてくれそう、というリピートを狙ったサービスなんでしょうね。 赤坂のANAでは部屋が1クラス上がってドリンクやプール無料やレストラン割引など色々付いてきて10000円くらいのバリューはあったりします。
    それとレンタカーです、アメリカでは自動車保険が結構高いのでカリフォルニアあたりでは一週間で200ドルは得します。
    500?の空港のラウンジ使えるとなっていますが、どこにあるのでしょう? 結局はスターアライアンスのを利用するので特典は無いです。
     よく使う時に優越感を持てるような話を聞きますが、海外ではバーゲンか値切り倒して買い物、日本では回転寿しにマツキヨ、ユニクロが生活のベースの私にとって逆に使うのは恥ずかしいです。
    「おまえ、こんなところでメシ食うなよな」と言う声が後ろから聞こえてきそうです。
    要するにセンチュリオンは金持ちを相手にしたい場所では威力を発揮しますが、普段の生活では逆に恥ずかしい上に、金を持っていると思われて危険です。 クラブでこれ見よがしに使う人が多いようですが大バカ者です。 無い奴からは細く長く、持ってる奴からはあるうちにガンガン取る、という水商売の原則を心するべきです。 勿論、騙されてもボラれても金払うのが大好きという人は別でしょうが。 その際はくれぐれも詳細に目を通すようなせこいまねは慎みましょう。

  4. 最上位のクレジットカード「ブラックカード」にまつわる都市伝説の真相

    クレジットカードの中で、ゴールドカード、プラチナカードを上回る最上位に位置づけられているのがブラックカード(アメリカンエキスプレス・センチュリオンカード)。 持っている人が少ないこともあってか、世の中にはこいつに関する様々な都市伝説が出回っているようです。 「higuchi.co…

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