目次
NP_SearchedPhrase
Nucleus用のプラグイン。検索エンジンの検索結果ページからBlogのページへやってきた人が、検索エンジンでどういうフレーズを検索して来たのかを検出し、ページの中のそのフレーズをハイライト表示すると同時に、その検索フレーズをデータベースに記録する。それぞれのページごとに、そのページへやって来たときの検索フレーズの履歴や使われたフレーズのランキングを表示できる。
インストール
最新版のプラグインファイルnp_searchedphrase_1.1.zipをダウンロード。 ダウンロードしたファイルを解凍して、Nucleusのプラグインディレクトリにアップロードし、Nucleusの管理画面の「プラグイン」のページでインストールのボタンをクリックする。
アップグレード
以前のバージョンをお使いの場合もファイルを上書きするだけでそのまま使えます。 ただし、1.0b6またはそれより古いバージョンから1.0b7以降のバージョンにするときは、次の手順でアップグレードしてください。使用しているデータベースのテーブルを自動的にアップグレードします。
- Nucleusの管理画面の「プラグイン」のページでNP_SearchedPhraseの欄の[編集]をクリックして、現在のオプション設定の内容をテキストエディタか何かにコピーします。
- プラグインページでNP_SearchedPhraseを削除
- 上記のインストールの手順に従って、新しいNP_SearchedPhrase.phpをアップロードし、インストール
インストールボタンをクリックすると、データベースのアップグレードが始まります。引き継ぐ過去データの量にもよりますが、長い場合1分以上かかる場合もあります。辛抱強くお待ちください。
- 最初にコピーしたプラグインのオプションを再度設定しなおします。
使い方
インストールできたら、ページのスキンの中に、下記の表示用タグを記入します。
<%SearchedPhrase%>
そのページへやってきた時に検索していた文字列を表示します。
<%SearchedPhrase(highlight)%>
検索サイトで入力していた文字をハイライト表示するためのJavaScriptをページに追加します。
スキンの</head>
の直前あたりにこのタグを追加してください。
<%SearchedPhrase(recent)%>
新着検索文字列の一覧を表示します。
デフォルトでは現在表示しているページへやってきたときの検索文字列だけを絞り込んで5件だけ表示しますが、<%SearchedPhrase (recent, all)%>
でサイト全体の一覧を、<%SearchedPhrase(recent, all, n)%>
(nは数字)でn件を表示します。
新着データは過去30日分を保存してあります。それより古いものは削除します。何日分を保存するかは、プラグインのオプション設定画面で変更できます。
higuchi.comでは、サイトのインデックスのページに(recent, all, 10)
を、個別アイテムのページに(recent)
を使用しています。
<%SearchedPhrase(rank)%>
検索文字列の頻度順ランキングを表示します。
デフォルトでは現在表示しているページへやってきたときの検索文字列だけを絞り込んで5件だけ表示しますが、<%SearchedPhrase(rank, all)%>
でサイト全体の一覧を<%SearchedPhrase(rank, all, n)%>
(nは数字)でn件を表示します。
頻度データは、新着データと違って過去のものをすべて保存するようにしてあります。
また、それぞれのキーワードをクリックすると、Googleのサイト内検索をそのキーワードで検索した結果を表示します。デフォルトではただのサイト内検索ですが、プラグインのオプションでパラメータを追加して、SiteSearchやAdSenseに対応した検索も可能です。
higuchi.comでは、サイトのインデックスのページに(rank, all, 20)
を、個別アイテムのページに(rank, , 10)
を使用しています。
変更履歴
0.1: Initial Version (2004-07-13)
NP_GoogleSearchにインスパイアされて、プロトタイプ作成
1.0a1: Alpha Release (2004-07-20)
1.0b1: Beta Release (2004-07-22)
1.0b2: Beta2 Release (2004-07-25)
1.0b3: Beta3 Release (2004-08-03)
1.0b4: Beta4 Release (2004-08-12)
- リファラのデータ取得方法を変更。
$HTTP_REFERER
→$_SERVER['HTTP_REFERER']
1.0b5: Beta5 Release (2004-11-10)
- SqlTablePrefixのサポートにあった不具合を修正
1.0b6: Beta6 Release (2005-01-12)
- 期限切れの検索履歴を削除するロジックに不具合があって、うまく削除されなかったのを修正
1.0b7: Beta7 Release (2005-09-10)
- 使用しているMySQLのテーブルの構造とSQLを変更して、データ量が大きくなったときのパフォーマンスを劇的に改善
- ランキングのバグ修正 (Thanks to oruso.net)
1.0b8: Beta8 Release (2005-10-04)
- Yahoo! Searchの新しいエンコーディング(ei=UTF-8) に対応
- Ask.jpからのトラフィックをサポート
1.0b9: Beta9 Release (2005-11-30)
- 記事ページへのトラフィックが間違ってインデックスページへのトラフィックとしてカウントされてしまうことがある不具合を修正
- Googleのサーバー群の新しいIPアドレスに対応
1.0 (2006-3-14)
- Googleのエンコード検知ロジックを修正(oeパラメータを使わずにieのみに)
- YSTのShift JIS文字列検知のロジックを修正
1.1 (2008-3-5)
- $this の誤用のため、PHP5でFatal Errorが出ていたのを修正 (Thanks to hsur)
- goo の IE パラメータに対応
- Google の 'ShiftJIS' エンコーディングに対応
- Excite の 'charset' パラメータに対応
- Google のキャッシュページからの referer を無視するように変更
- Nifty からのトラフィックの文字化け対策のため、文字コードの優先順位を変更