フリップチャートとホワイトボード

今は昔、20世紀の終わりごろ。ディズニーに買収されてgo.comと改名した直後のInfoseekの本社は、オフィスの壁が一面がホワイトボードになっていて、社員が壁のあちこちにまるで落書きのようにいろんなアイデアを文字や図にして描いていました。それを体験して以来、このスタイルが気に入っています。いつでもどこでも自由にアイデアを書き留めて、自分も常に見直し、他の人にもアイデアを共有することで、オフィス全体の雰囲気が『アイデア創出とコラボレーションの場』という気分になります。
ところが、今いちばん時間を割いている三鷹の会社の自分のオフィスは、歴史と伝統ある建物で、立派な応接セットはあるのですがこういった発想支援系の設備がありません。そこで、お仕事ムードを醸成するために、壁に貼るホワイトボードを自腹で買って来ました。


ホワイトボードになる壁紙は、マグネットがくっつく鉄板入りのもの(例えばこんなの)や、マグネットがつかないシートなど、計り売りでいろんな種類が売られているようです。
最近始動した謎の新会社の内装をやるときに聞いたのですが、壁一面にこの種の特殊な壁紙(特に鉄板入り)を貼るのは結構大変な作業らしく、私のような素人が手を出すと何度もやりなおして壁紙をぐしゃぐしゃにしてしまいそうです。そこで、壁全面はあきらめて、まず小さなホワイトボードシートを貼ってみることにしました。
その種のものとしてはサクラクレパス製のワンタッチ白板(銀座伊東屋などで売っています)とか、3Mの『貼ってはがせるホワイトボード』とか、いくつかメジャーな製品があるようです。
今回貼りたい壁は古い化粧合板で、自腹で勝手に貼り付ける都合上あとで現状復帰することを考えるとあまりしっかり貼り付くタイプはかえって具合が悪いので、『貼ってはがせるホワイトボード』も魅力的だったのですが、今回はたまたま検索で見つけたタナカセールスプロモーションという奈良の会社のホワイトボードシート(弱粘着タイプ)を注文しました。
90センチ×180センチ(1畳ぐらい)のシートですが、けっこう苦労して何度かやり直し、どうにか使える程度に貼れました。
しかし、使ってみるとやっぱり狭いのです。1カ所の広さは、せめてこの2倍は欲しいし、できればもっと多くの場所に貼って、思いついたとき、いつでもどこでも自由に描くのだ、という気分を盛り上げたい。
でも素人作業でこれを貼り足すのもつらいし値段もけっこう高いので、「いつでもどこでも自由に描く」はあきらめて、「話の流れに合わせて紙に書いた結果を壁に貼っていく」というスタイルを追加導入することにしました。
というわけで、次回、プリップチャートイーゼルの話に続く。

投稿者 樋口 理

“会議だってカタチから入る [ホワイトボード壁紙]” に1件のフィードバックがあります
  1. ファシリテーター風 [フリップチャート・イーゼル]

    フリップチャートでプレゼンするガイジン(イメージ)先日の続き、フリップチャートをオフィスに導入したお話です。
    欧米の人たちと会議をすると、彼らがフリップチャートをよく使うことに気が付きます。模造紙…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です