赤塚不二夫 1000ページ

なんということ。赤塚不二夫が亡くなりました。享年74(満72歳)。
物心ついたころから、おそ松くん、もーれつア太郎、天才バカボン、たまねぎたまちゃん……と赤塚ギャグと不思議な登場人物たちに触れて育った世代としては、なんとも悲しい。
先日、チビ太のTシャツをうっかり買ってしまったのは、虫の知らせかなにかだったのかしらんなどと思いつつ、丸谷才一も

選択がいいから駄作に時間をかけずにすむ(王朝和歌を私家集でではなく『定家八代抄』で読むようなもの

と絶賛する、和田誠責任編集《赤塚不二夫1000ページ》(話の特集刊)でも読み直して、偉大な作家を偲ぶことにします。
最後に、丸谷先生が《袖のボタン》で、いつか必ず来るこの日のために書いていたかのようなお言葉を。

優雅でしゃれている赤塚不二夫は昏々と眠りつづけることで、この乱雑でしかも愛嬌のない現代日本に対して否と言う。眠れ赤塚。自分の世界を守ろうとすれば眼をつむるしかない。

合掌。


P.S.
ところで、やぎぬまさん。チビ太のおでんは、こんにゃく、がんもどき、鳴門巻きという設定だというのが定説のようです(Wikipediaのチビ太の項より)。

投稿者 樋口 理

「巨星落つ。でも、これでいいのだ(泣) [赤塚不二夫さん逝去]」に2件のコメントがあります
  1. え?
    竹輪じゃなくて鳴門巻きだったんですか。
    円筒形のものを斜め切りにしたもの、という記憶だったものですから。

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