私の顧問先であるブログ・ソフトウェア大手の、シックス・アパートがブログメディア事業を始めました(プレスリリース)。第一弾のメディアは《ブルーレイ・アパート》。

ブログメディアというのはわかったようなわからないような呼び名ですが、私は個人的には「六畳間メディア」という呼び名を推していました。
シックス・アパートという社名が、創業者夫婦が六畳間のアパートで起業したことに由来するのは有名な話。その創業の志を引き継いだいいネーミングだと思うのですが、貧乏くさいという理由でボツにされました。けっ。肝っ玉の小さいやつ。

閑話休題、ブログメディアとは何かというと、単にCMSツールとしてブログを使っているとか、ブログっぽいレイアウトをしているオンラインメディアということではなく、「ブログ的なスタンスでメディアを作るのだ」という志がこめられています。たとえば、次のような特徴を持ったメディアを目指しているようです。

  • 記事の書き手であるブロガーの個人としての主張が強く表に出ている。
  • 当然、ブロガーの署名記事のみ。
  • たとえ不特定多数の読者に受けなくても、書き手の興味や思い入れに合致さえすれば、同じ思いを持ってくれるであろうどこかの数少ない読者に向けて、熱く書く。
  • 読者に対してカンバセーショナル(会話的)に語りかけ、コメントやトラックバックによる読者からのフィードバックを厭わない、むしろ歓迎して「血や肉」にする。
  • 一次情報源になることに拘らず、他の人の取材による情報も積極的に参照、活用する。
  • (4/14追記)それから、もう一つ。大切なポイントを忘れてました。随時更新で、高い更新頻度を目指す。スピードとリアルタイム感重視(あるいは、ノリと勢い)。

ブログという道具が現れて、誰でも自分の立ち位置、自分の視線で、世界に向けてフットワーク軽く、思いを発信することができるようになったわけですが、それを改めて《メディア》と称することにした、ということですね。マスメディアならぬ、マイメディアあるいはミーメディア。

自分を振り返って見ると、ガリ版で学級新聞を作ったり、アマチュア無線の免許(第二級だぜ)を取ったりした少年時代から今に至るまで、自分の思いを多くの人に伝えたいという欲求に支配されているのかもしれない。というわけで、僕のブログは僕の部屋から発信する六畳間メディアである、という宣言でした。

投稿者 樋口 理

「メディアとしてのブログ [六畳間メディア宣言]」に2件のコメントがあります
  1. 真に受ける人がいるといけないので、念のため。
    > シックス・アパートという社名が、創業者夫婦が六畳間のアパートで
    > 起業したことに由来するのは有名な話
    ここんところは4月1日ネタですからね。

  2. 夫婦でコタツにあたりながらカナ漢字変換ソフトを作った、というエピソードに匹敵する泣ける話だったのに・・・。

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