自分が忙しいものだから、師走は世間全般に忙しいものだと勘違いしていたのですが、永田町あたりはけっこう暇なようで、東京新聞をはじめとする各紙の報道によりますと
民主党議員が提出した「UFO目撃情報が後を絶たず、確認作業は政府の喫緊の課題だ」との質問主意書
に対して、政府側は
「UFOの存在は確認していない」
との答弁書を準備。ところが町村官房長官が記者会見でそれを批判して
「私は個人的にはUFO(未確認飛行物体)は絶対にいると思っている」
との見解を示した一方、
福田康夫首相は同日、首相官邸で記者団に「私はまだ(UFOを)確認していない」と語った。
のだそうです。
町村官房長官はUFOの存在を信じる理由として、UFOが存在しないとすると
世界遺産に指定されている南米ペルーの「ナスカの地上絵」を例に「いろんなところで説明できないことがある」
ということを言っているそうですが、未確認飛行物体が存在したところでナスカの地上絵は説明つかないと思います。この人、未確認飛行物体と地球外生物を混同しているな。
そういえば、アメリカの大統領選候補者の討論会でもUFO目撃証言が「議題」になっていましたけど、政治家の皆さんは足下の問題から目をそらしたいときにUFOに頼る傾向があるのかな。民はそんなにアホじゃないと思うんだけど。
> 政治家のUFO好き
石原慎太郎も「日本空飛ぶ円盤研究会」の会員だったそうですしね。
他の会員:糸川英夫(ロケット工学者)、徳川無声(漫談家)、星新一(作家)、三島由紀夫(作家)
http://www5e.biglobe.ne.jp/…
> 未確認飛行物体を確認しちゃったら、
> UFOはなんて呼び名にするのでしょうか?
いいポイントです。これ、私もこの記事を書く前にちょっと考え込んでいたんですが「未確認飛行物体」の「確認」はidentify、つまり「正体を確かめる」とか「同定する」という意味で、「存在を確認」の「確認」はverify (the existence)、つまり「(存在することを)認定する」という意味なんですね。
どっちも日本語だと「確認」だから紛らわしいけど、未確認(正体がidentifyされていない)飛行物体というモノが存在するということを確認(認定)することは論理的には可能。
そういう混乱を避けるために、「未確認飛行物体なるものが存在することは認めていない」みたいな言い回しを使うほうがリテラシー高そうには見えるけどね。っつーか、政府が認定するとかしないとかっていう議論をしていること自体がヒマというか××と言うか(なんてことをわざわざつっこんでいるおいらもヒマといえばヒマだけど)。
未確認飛行物体を確認しちゃったら、UFOはなんて呼び名にするのでしょうか?
内閣支持率が急降下しているときにUFO談義なんざ、政治家さんもお気楽ですねー。
…なんて言っていたら、航空自衛隊のトップもUFOについて「これから検討することになるのではないか」とか、「UFOの能力が分からないから、答えられないが、漫画に出てくるような飛び方をするなら、(対処は)難しいだろう」などとコメントしているようで。
そお言えばIBMにいたとき、組合報(?)「かいな」に 『UFO発見!! — 雑誌「ムー」にも当社社員の目撃記事掲載』(注: 見出しは私の記憶によるもので正確ではない) てな記事が載ってました。もっともこのときはUFOネタよりも「ムー」(http://www.gakken.co.jp/mu/)がいまだ健在なことに驚いたわけですが。