今日は連休の谷間の出勤日でお休みを取っている人も多いらしく、丸の内のオフィス街は人が少なめです。私の職場も、いつにもまして静かです。
その静かな職場に、突然「おはようございます!×××××××(暫定的なスタッフを派遣してくれる派遣会社の名前)の○○です!」という若い女性の声が響き渡りました。
ビックリして声のほうを見ると、紺のスーツを着た見知らぬ女性が私の部署に来ている外注先の会社の方になにやら資料を押し付けながら、「業務改善に役立つ話をしたいので、社長に面会したい」と元気な声で一方的に叫んでいます。
うちの会社は受付には人をおかず、お客様は内線電話で面会者に連絡していただくようにしているのですが、それを突破して職場に踏み込んできたようです。
相手をしてみると、侵入者はその派遣会社の新入社員で、研修の一環で飛び込み営業をさせられているらしく、社長は今いないと言うと「営業部長に面会を」、それもいないと言うと「社長の名前と電話番号を教えて欲しい」としつこく食い下がります。結局、総務の担当者がさらに1、2分押し問答をしてお引取り願いました。
ろくに社会のルールも教わらずに飛び込み営業の真似事をさせられていた新人には気の毒だとは思いますが、こんな形で他社、それも見込み客かもしれない会社のリソースを無理やり使って、迷惑をかけながら、自分は汗をかかずに新人を鍛えようというのは、いったいどういう了見なんでしょうね。
こんな会社から人材を派遣して欲しくないなぁ。
ここでもロータスネタで済みませんが、東芝のダイナブックが華やかに登場し、ロータスのオフィスがまだ虎ノ門に在ったころ、東芝の新入社員が飛び込み営業に来たことがあります。
受付から「東芝の方がお見えです。」と呼び出され、応対に出てみると直立不動で「コンピュータ関連の方にお目にかかりたいのですが。」とのこと。
「私も一応はコンピュータ関連なんですが・・・。」とお答えしたら、丸暗記そのものの口調でダイナブックの説明をしてくれました。
私:「当社が何の会社かご存知ですか?」
新人:「は?」
私:「ですから、あなたが今ダイナブックを売り込みに来ている会社が何をやっている会社なのかご存知じゃないのですか?」
新人:「申し訳ありません。 何をやっておられるんでしょう?」
私:「外車輸入です。でも、パソコンは有り余ってますんで、新しく購入する予定はありません。」
てなことでお引取り願ったことがありました。