差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
| 両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
| darwin:install [2006/04/17 17:07] – osamu | darwin:install [2008/06/01 18:12] (現在) – osamu | ||
|---|---|---|---|
| 行 2: | 行 2: | ||
| OpenDarwinを古いPCにインストールして、iTunes Macのファイルサーバー兼daapサーバーにする。 | OpenDarwinを古いPCにインストールして、iTunes Macのファイルサーバー兼daapサーバーにする。 | ||
| + | ===== 最初はLinuxで試してみた ===== | ||
| OpenDarwinを試す前に、Linux (Fedora Core)をファイルサーバーにして使ってみた。ファイル名の扱いはMacもFedora CoreもUTF-8なので、メインのiTunes機であるMac miniからはサーバーのハードディスクを直接NFSでマウントしたところ、濁点つきのカナが入ったファイル名の扱いがおかしくて、ファイルを読んで書き戻すと一見同じ名前のファイルが2つできたりする。UTF-8の「方言」で、濁点つきカナを1文字としてハンドルするか、文字本体と濁点の2文字でコンポーズするかの違いらしい。 | OpenDarwinを試す前に、Linux (Fedora Core)をファイルサーバーにして使ってみた。ファイル名の扱いはMacもFedora CoreもUTF-8なので、メインのiTunes機であるMac miniからはサーバーのハードディスクを直接NFSでマウントしたところ、濁点つきのカナが入ったファイル名の扱いがおかしくて、ファイルを読んで書き戻すと一見同じ名前のファイルが2つできたりする。UTF-8の「方言」で、濁点つきカナを1文字としてハンドルするか、文字本体と濁点の2文字でコンポーズするかの違いらしい。 | ||
| 行 24: | 行 25: | ||
| ===== OpenDarwinの設定 ===== | ===== OpenDarwinの設定 ===== | ||
| - | [[http:// | + | [[http:// |
| 行 38: | 行 39: | ||
| </ | </ | ||
| + | ==== sshd起動 ==== | ||
| + | SSH でログインできるようにしておこう。 | ||
| + | OpenDarwin 7.2 は Mac OS X 10.3 相当だから、sshd は xinetd 経由。 | ||
| + | ''/ | ||
| + | <code xinetd> | ||
| + | | ||
| + | </ | ||
| ==== Timezone設定 ==== | ==== Timezone設定 ==== | ||
| - | http:// | + | http://www.opendarwin.info/ |
| <code sh> | <code sh> | ||
| + | # rm -f / | ||
| # ln -s / | # ln -s / | ||
| </ | </ | ||
| 行 70: | 行 78: | ||
| http:// | http:// | ||
| + | |||
| + | (注:opendarwin.org はすでに活動停止しているので、現在は http:// | ||
| + | |||
| <code sh> | <code sh> | ||
| $ ftp http:// | $ ftp http:// | ||
| 行 96: | 行 107: | ||
| ==== NFS設定 ==== | ==== NFS設定 ==== | ||
| NetInfoまたは''/ | NetInfoまたは''/ | ||
| - | http:// | + | http:// |
| OpenDarwin 7.2.1 の初期設定状態では、NFSの起動時にエラーが出ていた。スタートアップスクリプト ''/ | OpenDarwin 7.2.1 の初期設定状態では、NFSの起動時にエラーが出ていた。スタートアップスクリプト ''/ | ||
| 行 139: | 行 150: | ||
| </ | </ | ||
| 一度 port install mt-daapd して、DarwinPortsに自動的にこれらをインストールさせるというのも、あり。 | 一度 port install mt-daapd して、DarwinPortsに自動的にこれらをインストールさせるというのも、あり。 | ||
| + | DarwinPorts が使えなければ、ソースからビルドするのが早いかも。 | ||
| [[http:// | [[http:// | ||
| 行 147: | 行 159: | ||
| </ | </ | ||
| - | できたmt-daapdのディレクトリに移動。 | + | できたmt-daapdのソースディレクトリに移動してconfigure、make。 |
| 最新のバージョン 0.2.4 で試したところ、ポート番号の取り扱いにバグがあるようで、iTunesから接続すると、iTunes側に変なエラーが出てつながらない。daapのポートである3689番につなごうとしているのにmDNS(Rendezvous改めBonjour)は26894番という違うポート番号を返している様子。ポート番号のバイト順が違う模様(big endianとlittle endianの問題)。 | 最新のバージョン 0.2.4 で試したところ、ポート番号の取り扱いにバグがあるようで、iTunesから接続すると、iTunes側に変なエラーが出てつながらない。daapのポートである3689番につなごうとしているのにmDNS(Rendezvous改めBonjour)は26894番という違うポート番号を返している様子。ポート番号のバイト順が違う模様(big endianとlittle endianの問題)。 | ||
| で、プログラムをちょっと修正。srcディレクトリの中のrend-osx.cを開いて、rend_callback()という関数の中、 | で、プログラムをちょっと修正。srcディレクトリの中のrend-osx.cを開いて、rend_callback()という関数の中、 | ||

