早朝、畑に来てみると、ズッキーニにかじられたあと。

カラスか、それともよく畑を走り回っているタヌキやハクビシンか。でも、これがもっと大きな食害の始まりだったことが分かるのは8時間後。
気を取り直して、てっぺんに雄花穂が出てきたトウモロコシの第一バッチに追肥して土寄せをしていたら、スズキ大先生と地主のアオキさんから口を揃えて「短くてもいいから支柱を立てて縛っておかないと、根が浅いから倒れるよ」とのご指導があり、すぐに支えを立てました。

背が高くなるトウモロコシをてっぺんまで支えるような長い支柱は必要ではなくて、数十センチの棒に低いところで縛っておくだけでもじゅうぶん有効なんだそうです。
そのほか、スズキ大先生からアオキさん経由のおさがりで、サツマイモの苗を少し定植。安納芋と紅はるか。

信州特産の大豆「鞍掛豆」の干し豆を買ってきたので、煮豆のおこぼれを少し苗にしてみました。

そしてキュウリのつるをジグザグに誘導。

と、ここまでで朝の作業はおしまい。仕事に戻ります。
……
のはずだったのですが、ズッキーニをかじられたのが気になり、夕方になってキュウリネットの囲いでも作ろうかと畑に来てみたら、そこら中にかじりかけの野菜やら、物置から引っ張り出されてきたビニール袋の切れっ端やらが散らばっておりました。
見ると、やっと赤くなり始めたトマト、まだ小さいキュウリなどに食い荒らされたあと。トウモロコシは茎に無残なかじりキズ

スズキ大先生も来られていて、ネットの囲いの中にカラスが入り込んで、収穫しようと思っていたトマトが全部やられていたとのこと。この畑では、何年かに一度、短い期間だけれどカラスの子育てのシーズン中に、こういうことが起こるそうです。
やれやれ。